パチンコにハマってギャンブル依存症になった話。②
・ミドルタイプからMAXタイプへ…依存症の始まり。
初めてパチンコを打った時の興奮が忘れられなくなった私。休みの日はゲーセンではなくパチンコホールへ行くようになるのも時間の問題でした。
気付けば仕事帰りにパチンコへ行くことも日常茶飯事となっている事に気が付きます。
依存症になりつつあるなんて思いも寄りませんでしたが。
当時「北斗の拳」のパチンコがとても稼働率も良く、ドル箱を積んでいるお客さんが沢山いました。
原作漫画が好きだった私はよく打っていましたが…
最初のうちはとにかく当たらない。
以前紹介した「必殺仕事人Ⅲ桜バージョン」は所謂ミドルタイプのパチンコで、「北斗の拳」はMAXタイプという当たりにくいが見返りが大きい台です。
暫く大当たりを拝むことが出来ませんでしたが、初めて北斗の拳で大当たりを引いた時です。
20連チャン以上の大当たりを引き、1円パチンコでしたが3万円近く収支を上げたのです。
初めての大当たりでラオウ昇天演出まで…。
この高揚感は生きてきた中で初めての経験。
それほど私は昂ぶりました。原作漫画が好きなことも然ることながら、手元には遊んで稼いだ万というお金…。
この時初めてパチンコの醍醐味を味わったと思います。
これが沼へと沈む第一歩でしたが、この時の私はそんな事はつゆ知らず…
「パチンコ面白いな!遊びながら金稼げるやん!!」
みたいな事を本気で考えてました。アホ。
・1円パチンコから4円パチンコへ…。地獄の門を潜る。
ビギナーズラックはあるもので、パチンコへ頻繁に通うようになって数ヶ月しても収支を上げる事の方が多かったと思います。
そんなある日、ついに1円パチンコで出会ってしまったのです。
私の依存症を決定的なものにする台に…。
所謂「初代牙狼」です。パチンコ雑誌や友達からの話で存在は知っていましたが、当時は超人気台で4円パチンコでしか打つことは出来ず、まだ1円パチンカーだった私は打ったことはなく、北斗の拳一筋でした。
ある日突然1円パチンコのコーナーに登場した牙狼。
噂の牙狼が打てるなら打ってみよう、と。
大当たりは直ぐ引けました。牙狼は初当たり後に50%の確率で「魔戒チャンス」と呼ばれるモードに移行します。
無事に魔戒チャンスを引き当てた私は、魔戒チャンス開始数秒で驚愕しました。
大当たりから次の大当たりがめちゃくちゃ早い!!
北斗の拳のバトルモードなんて目じゃないくらいの早さです。これが牙狼が人気である所以だったのです。詳細は割愛しますが、一種二種混合機と呼ばれるタイプの台だからこそのスピード感です。
大当たり中に魔戒チャンス継続の可否を決めるバトルが行われるのですが、主人公牙狼の勝率は82%となっています。初めての大当たりで簡単に10連チャン以上して、この日は1万円くらい勝ったのを覚えています。
この時、生まれてはいけない考えが…遊びが遊びでなくなる瞬間だったと思います。
「これが4円パチンコだったら4万円勝ちなんだよなぁ…4円パチンコってどうなんだろーな…」
もうこうなると後戻りなんて出来ません。
本格的な依存症への道を長きに渡って走り続ける事になります。
TO BE CONTINUE…
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