グレー背景は数学的な話を交えた具体的な説明の部分です。かなり多くなってしまったので、太文字の部分だけでも読んでもらえれば。
・痛恨会心とは
痛恨会心(裏会心)は、ざっくり言うと
「武器の会心率がマイナスの時、たまーに大ダメージが出るスキル」
ざっくりしすぎですね。ちゃんと説明すると
「バッドクリティカル発動時、25%の確率で0.75倍の補正を2倍に変える」
というもの。
・痛恨会心の期待値
期待値の考え方はこっちで説明。
プラス会心での期待値の式との比較。
痛恨会心は期待値だけ見ると大したことないように見えるが…
・痛恨会心の有効的な使い方
上からの説明の続きです。
期待値だけで見ると強くない痛恨会心も、武器や使い方によっては強力だよって話。
痛恨会心の使い方として、もう一つあるのは
「発動した時の補正2倍を狙った、大剣での運ゲーワンパンロマン戦法」
である。
2倍の補正と言うのはモンハンにおいて非常に大きな火力の強化であり、条件を整えれば、大型モンスターを一撃で倒すことも可能。
ただし前述の通り、痛恨会心は発動する確率が低い。あくまでロマンである。
・まとめ
痛恨会心の特徴は
・期待値の式は
期待値=攻撃力×(1+会心率/(-1600))
・会心以外に必須スキルが多い武器、会心率が低すぎる武器で強い
・ただし期待値自体は、他の武器で普通に会心上げるより弱いことが多い
・ワンパン狙いのロマン運用はかなり運ゲー
という感じである。
会心と期待値の解説の記事でも言ったが、期待値計算なんてわざわざ自分でやる必要はあまり無い。ダメシミュを使った方が正確である。
じゃあなんでこんな解説したかと言うと、スキルの仕様などを理解しておけば、実際に自分で考える時、どういう風にスキルを積んでいけば良いか、の補助になれば良いなと思って。
目安としては、会心−25%の時、痛恨会心>連撃となる。
弱特を使うなら、会心−40%の時、痛恨会心≧弱特となる。
連撃または弱特に更に会心系を盛れるならそっちのが良いし、盛れないなら痛恨会心のが強い。
・余談
痛恨会心のスキルが発動してる時は、もちろん会心率が上がる程、期待値は下がる。
逆に言えば、会心率が下がる程、期待値は上がるわけだ…が。
会心率を下げるのは、見切り−◯のスキルを発動させることでできる。
期待値の式を見ると何となく分かるかも知れないが、見切り−◯は会心率を下げる量が少ないのもあり、火力を上げる効率が極めて悪い。
最後の数学のお話。