起伏の少ない人生

先日、大きな地震があった。
俺の地域はそこまで震度は大きくなかったが、それでも個人として強い恐怖を感じた。
揺れている時間が長く、東日本大震災を彷彿とさせ、それがさらに俺を焦らせた。
そこから自分がどう行動すべきか思考をフル回転させ考えた。
幸いなことに、揺れはこれ以上大きくならなく、事なきを得た。
しかし心臓はバクバクしたままで、暫くは興奮状態が続いた。

その後、落ち着いた頃にどっと眠気が押し寄せた。
落ち着いたんだなと自覚すると同時に、最近はこの眠気に襲われていないなと思った。
1日を必死のパッチで生きて、疲れ果てたような感覚だ。
そう思うと最近の生活は必死度が低く、起伏が少ないのではと思った。
俺ってこんな生き方で良いのか?
そう自分に問いかけるきっかけとなった。
だからと言ってすぐに行動を変えられる訳でもなく、また時は流れ続けるのだが。
ただ、俺の中で起伏の少ない生活をしていることには気付けた。
このままだと満足いく人生を送れないかもしれないと。

不謹慎極まりないことを言うが、地震のおかげで気付くことができた。
今の何の楽しみも見出せない社会人生活、時間をとって見直さなければと。
仕事以外の事柄では楽しみを見出せているので、同じ要領で仕事に関しても熟考しようではないか。
起伏の少ない人生を送り後悔しないために。

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