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お話感想 新春! 私立茶熊学園2020~笑う門には青春(はる)きたる~

新春私立茶熊学園2020のストーリー感想記事になります。
イベントが始まって、早2ヶ月経とうとしていますが、とりあえず、イベントの期限が終わるまでには書き上げよう〜〜とセルフ締め切りを持たせています。

基本的にネタバレに配慮はしていないですが、キャラの思い出の内容に“深く“触れるところがあれば、一応ネタバレ注意のワンクッションを置いておきます。

ちなみになのですが〜記事を書くにあたって、きちんと書き終えるまでは、他の方の感想はあまり積極的に見ないようにしております。

なぜならば〜他の人の感想を見てしまうと、その言葉に引っ張られてしまうことがある。
自分の気持ちとして出力されるはずの記事が変質してしまい、自分的にあまり面白くないのでは?

という、どうでもいいけど大事なこだわりがあるからです〜。
その結果、人とは凄くズレた感想を抱いてたら恥ずかしいですが……ポジティブにいきましょ〜。

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▲ 他人の言葉には少なからず影響があると信じているので、以前からネガティブな事はあまり大っぴらに記事に書かないことを意識していました〜〜。
でも、何にでも肯定してると、逆張りポジティブクソ野郎と揶揄(やゆ)されてしまうかもしれませんね……素敵だと思います。

あと……あくまで私の心持ちです。自分の言葉で、ネガティブな事を吐き出したいと思うならば、それは面白いので是非やりましょう……じゃないと↑のママみたいになっちゃうよ。

総評(イベントをクリアしたときの感想)

やっと終えたけど茶熊のお話すごい満足感だった〜……
キャラが投票で選ばれたのにあれだけの内容練り上げるのすごいね本当……
歴史あるキャラたちをすごい大事にしてくれてるのが伝わってきた👏👏👏😂

すごい大絶賛でした。イベントをクリアしてすぐに気持ちを書き起こしたものです。


ただし〜やっと終えた、とゆーてる通り、お話が長いとも感じてしまいました。

これは後ほど触れていきますが、時間を忘れてしまう程、熱中できなかった部分がお話にあったと考えております〜。

ネガティブな事をあまり書かないと言ったそばから、何でそんなこと書くの……ってカンジですが、素直な気持ちですね〜。

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今回の茶熊のお話は、学校あるあるギャグ33連発〜〜みたいな従来の明るいギャグテイストから、お話を読ませるストーリーものにシフトしてると思いました。

(茶熊2018は例外的にシリアス味のジェリービンズでしたが……抗争をおっ始めるぞと、アレコレ準備していく展開には危険な香りただよう、ワクワク感を味わえましたよ)

春夏秋冬と、お話が分かれているので区切りごとにざっくり感想を書いていきますね。

春〜夏の最初らへんの感想

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私、こういう者です。と各々のキャラクターが自己紹介していくようなお話の運び方を見て、今回はすごく丁寧にシナリオを描いているな、と感じました〜良かったです。

一方で、茶熊2018のセイヤのように場をかき乱してみんなを引っ張ってくれる役割のキャラが不在でしたので、ちょっぴり退屈でもありましたね。

(連載漫画のスピード感なら、この内容では早々に打ちきり……?でも序章の内容にはグイと引き込まれたのです)

丁寧に進めてくれている分、お話が大きく動かないので、このお話はどうなっていくのだろう?という掴みの部分が弱かったのです。

うんうん、みんな知ってるよ。良い子だね〜といった気持ちを抱きながら〜、
春〜夏の最初らへんを、話なげーーな、いいことだわと思いながら、日にちをまたぎ、ちまちまと、読み進めていったのですが……。

ここら辺のお話の中で、印象に残ったのはシエラ。

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▲ 今までのイベントの印象で、シエラというキャラクターを表すなら“気の強い女の子“と“意外と子どもっぽい“の二つ。

彼女は、フレイヤと出会ったことにより、英雄として生きる道を選んだ……というよりフレイヤと一緒にいるせいで、周りから疎(うと)まれてしまい、普通じゃない人生を選ばざるを得なかった〜ようです。
(あんなベッピンさをさけっねんてもってぇねぇよねぇ……?)

つまり気の強い女の子として、今まで気丈に振る舞っていたのは英雄としての顔だったんだよ!……と。

本当は年頃の女の子で、みんなと同じ“普通“のコトをいっぱいしてみたかったと。

なるほど彼女がフレイヤと二人きりになると、やけに子供っぽくなってたのはそういうことだったんだ。
(こうして見ると最初期のシャルロットも似たような悩みを持っていましたね)

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▲ ここ可愛い。愛憎デルタブッキングに第三勢力来たな……。

今回、彼女の隙のある一面がたくさん見れて、好きになりましたね……今までがシリアスなイベントでの登場がほとんどだったので、やっと内面の部分をきちんと見れた気がします……。

(温泉2イベは、外面のピチピチのアレな衣装ばっかり注目してました……。ごめんなさい)

本当に入学おめでとう〜!!!👏👏👏

夏の最後らへん〜秋

みんなのイントロデュースは終わり、キャラ同士の掛け合いに油が乗ってきた、夏の最後らへんから秋頃。秋刀魚が美味しい時期ですわ。

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ここら辺まで来ると、
もうこの先、ゼッタイ面白いよね……とストーリーに対しての信頼が、もっと読みたい〜という気持ちを刺激してくれました〜。

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そして今回で、ソアラがニートなったときの気持ちが本人の口から初めて語られたのかな……。
彼女が初登場したときから、何でニートに?ってずっと思ってましたよ……。

彼女が主役の勇者シリーズは、基本ギャグイベだけど、キャラの心情とかがしっかりと描かれてるのも、好きな要素の一つなんですが、この部分にだけは一度も触れてこなかったはずです。

今思えば、根本的な解決がなければ転職勇者の序章みたいに、またどこかのタイミングで元に戻ってしまうよね、と。

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ソアラは、みんなの期待に応えられないことが怖い……ということですが、

ホントに大丈夫……?と心配になる、ふざけた言動を彼女がしているのは、この恐怖が理由かもしれませんね。

彼女が共感したレクト君の考え……期待されていないから楽だし頑張れる、ということを感覚的に実践していたのです……行動はしつつも、期待されないようにしていたと言いますか。何ともいじらしい……。

(言動がおかしいのは、他人との会話が少ないせいからだ、と本人は説明していましたが、いつまで経っても矯正(きょうせい)されないので……笑

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彼女はふざけてるけど、根はすごく真面目で……。一度は逃げだそうとしたけど、友達たちの真剣な想いに背を向けることはできなくて……今度こそ、自分の弱さと向き合うことができた。

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自分の弱さと向き合い、打ち勝つ……。
勇者のパワーアップイベントとしては、何だか現代的ではありますが、おあつらえ向きですし……なにより、素敵でした。

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こういった想いを切り出せたのって、なんというか、対等な立場のお友達だったからできたのかなぁ……としみじみ。


体育祭の結果は描かないで終わったのは、ちょっとびっくりしましたが、

後々考えると、クラス同士で優劣付けてしまうと、モンスターパパとママを生んでしまうなぁ……と思いましたし、
あえてここを描かないことで、お話の最後の盛り上がりを印象付けられるよね、と。


冬〜ラスト

このお話が始まって以来、彼の今後が脳裏には常にチラついていましたが……。

ダグラスの表情が遂に曇り始めました……シリアスなお話の中でも際立っていましたが、日常話でもすげーいいヤツだったと改めて感じました……彼には生きていて欲しいと。

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冬というのは、切なく、ときに命の終わりに例えられるもので……。

学園モノだと、みんなとのお別れ……物語が終わってしまう寂しさを感じさせる冬と、ダグラスの死が、終わって欲しくないという心境にマッチし過ぎてる……。

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……キャラが投票で選ばれたのに、この内容練り上げるのズルいよ本当……。

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そして、うつむくな、顔を上げよ、と高いテンションな黒幕が登場します。

にゃんこスターみたいな見た目のこの男は、
季節の変わり目にちょこちょこ登場しておりましたが……。
白猫らしさの象徴である、お話に関係ない無意味系NPCかなと油断してました……まさか今回の悪役だとは。

特徴的な口調、永遠!?いいじゃんこれと思える、プレイヤーに対して魅力的な提案……彼は出番は短くとも、強い印象を残してくれました。


でもさ、先を見るのは怖いけれど、こんなにも素敵な物語が、ここで止まるのは嫌だ……。

ましては、ラスボス直前の前でゲームをやめてしまうなんて!!

私はED(エンディング見たくない症候群)ではないんだ!!!

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私、こういう者です。と自己紹介するお話の運びで茶熊の物語は始まりましたが、そうであれば、終わり方も同じで。

永遠に続く青春の是非(ぜひ)をテーマに、彼らの人となりがあらわれた自分の言葉で、小論文を発表してくれました。

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彼らの答えをまとめると、以後お見知りおきを!でした。

ここの一連のシーン、スクショ撮って見直すだけで、この子たちがどんなキャラか分かるし、本当に熱い……。


だからさ、負けないでくれよダグラス。
ダグラスってどんなやつだった……?お前も聞かせてくれよ、自己紹介を。

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そうだ、ダグラスはいつだって劣勢から始まる……。泥臭くもがき、その中で輝くのが彼なんだ。

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ダグラスッッッ!!!

ダグラスFから赤髪との絡みが密になってて、本当に良い……。
長年プレイしてた私にとっては、想い入れのあるダグラスの事を気にかけてくれる赤髪って、もはや自分の心境そのものだ……。

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はい、この自己紹介は100点満点!!!よくやってくれた!!

そして、そのご褒美として、ダグラスは再び新たな人生をプレゼントされたのです……。

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ありがとうカントナータ君……短い間だけど、好きだったよ……。
ファンタズマ君しかり、智の民にも色々いるんだ……。

最後に……

今回入学できたキャラは本当に入学おめでとう……ダグラスとシエラの入学をダーツで決めてくれてありがとう……。

ダーツを含め、今まで投票してくれた人たちに、感謝の想いを素敵な形で返してくれたなと、ほっこりできました。本当にいいもの見れたわ。

晴れ着姿をストーリーに組み込むの良かったです……もはやギャグだけど感動すら覚える。

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それにしても、現代の技術では延命治療で生かすのがやっとだった、ダグラスの命すら救ってしまう、古代の技術……。

アイザック君やファビオラさん、ケンセイ様の死すら覆してしまう……そんな激ヤバ呪術があるかもね。
そんなことされたら、亡者を裁可するヴィル様が困ってしまうけど……。



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