見出し画像

サイン本をつくりに行ってきました!@アニメイト池袋本店さん

わたしが演奏家を好きなのは、それまでにどのような苦悩や葛藤があっても、それを美しい旋律にして聴かせるからだと思う。

創作は吐瀉物だというけれど、それならげろを見せるのではなく、きらきらと金銀の粉を吐くマーライオンになりたい。

虹色のしゃぼんでもいいよ。

なんてね。


さて昨日、アニメイト池袋本店さんにサイン本を書きに伺いました!

じつは書店さんにサイン本なぞ書きに行ったのは初めてなのです。

緊張したわー!!!


アニメイトさんには全国のアニメイトの百合好き担当者さんたちが集結した「百合部」があり、精力的に百合作品を盛り上げてくださっているそうなのです。

素敵! 昨年11月末に結成されたそうですよ。

池袋本店に在籍する部長さま直々に、売場をご案内くださいました。

わー、『聖クロス女学院物語』を激推ししてくださってるー! 感激!

浮かれ上がって「どうして選んでくださったんですか?」とウキウキおうかがいしたら、ちょっぴりシャイな雰囲気の部長さんは、こんなふうに答えてくださいました。

「まず、百合作品の中で、小説も知っていただきたいと思ったこと。そして、あんがいミッションスクールを舞台としてしっかり描いている作品は少ないのです。『マリみて』(マリア様がみてる)好きな読者さんがすべての巻を読み終えて、次になにかを読むとしたら『聖クロス女学院物語』がおすすめではないかと思い、ガチで推させていただきました」

なるほどー! するどい分析。そしてなんとありがたいお導きでしょう…(感涙)。

そのとき部長さんにもお話したのですが、女子校であるうえにミッションスクールを舞台にするのは、多くの作者にとっては、なかなかハードルが高いものなのだと思います。

なにしろ独特の雰囲気ですし、おミサひとつとっても特殊な決まりごとが多い。

わたし自身、女子校出身ではありますがミッション系ではないので(仏教系です)、最初はちんぷんかんぷんでした。

しかし、じつは担当編集さんがミッションスクール出身でして、いわば監修付きで執筆できたわけです。リアルな解説付きで取材にも行かせてもらえましたしね。

やはりそれはすごく良い土台になったんだなあ〜。ありがたいことです。

そういえばミッションスクールって取材で初めて足を踏み入れたんだけどね、なんと図書室にさ……って話は長くなっちゃうので、また今度^^


はい、そして場所を変えまして、サイン書きでございます。

なんと、ラジオブース内に準備されていました。

アニメイト池袋本店さんてラジオブースあるのね! 声優さんがいらして、いろいろ配信したりするらしいですよ。すごいわ〜。

自ら楽しい企画を立てて発信されているから、お客様もたくさん集まってくるし、影響力もあるのでしょうね。平日なのにフロアはすごいお客さんの数だったもの。びっくりよ。

などと思いつつ、椅子に座ってサインを書き始めまして……

各巻5冊ずつ、計15冊です!

それぞれメッセージを変えましたから、ぜひGETしてくださいね!

……ていうか、残っちゃうとやっぱ人気なーいみたいになっちゃうので、お近くの方は何卒よろしくお願いいたしますm(_ _;)m


いや〜、しかしキョドらぬよう平然と振舞っていましたが、内心はけっこうドキドキだったのですよw ペン先、震えてたもんね。

売場に掲示するメッセージカードもということで、担当編集さんに介護(⁉︎)してもらいつつ、なんとか書いてみました。

わー、素人感丸出し! くー、こんなときわたしが漫画家だったら!><;

担当さん「大丈夫大丈夫。小説家の人はみんなこんなもんだよ」

ちょ、慰めになってないwww

そして、売場に戻りまして、ぺとり。

え、陽奈ちゃんのおみ足を隠すな? ごめん。

お恥ずかしい限りですが、お願い、見るだけでも見に行ってくださいませm(_ _;)m


そして、心ばかりなのですが、自作のポストカードをおまけにつけさせていただきました。

(↓こちらの画像は、アニメイト百合部のTwitterからお借りしました)

手前のカードです。

これはファンレターのお返事やちょっとしたお礼を伝えるために個人的につくったもので、福井県立図書館のジュニア文学カフェ(講演会)を聞きにきてくださった生徒さんたちにもお配りしたものです。

30枚お渡ししたので、先着30名かな。

ぜひ、よろしくお願いいたします。


はー、とにかく緊張しましたが、うれしいひとときでした。

百合部部長さん、ありがとうございました!

なかなか重版かからず厳しい状況ではありますが、わたしも、そして担当さんも、『聖クロス女学院物語』4巻、諦めておりません!

こうして書店さんに評価され、大きく取り上げていただいたことはインパクトがあり、力強い推進力となりそうです。

今後ともどうぞ『聖クロス女学院物語』をよろしくお願いいたします!


そして、『聖クロス女学院物語』の続巻をお待ちのみなさま、どうぞ、アニメイト池袋本店へ足をお運びいただいて、盛り上げていただけますと幸いでございますm(_ _;)m


はい、そしてその後、担当さんとカフェに移動しまして打ち合わせを……というわけで、ここから先はちょいとプライベートな話。

ここから先は

932字 / 6画像

¥ 100

サポートありがとうございます。いただいたご支援は、聖クロス女学院物語の執筆およびKDP出版の制作費とさせていただきます。(*^▽^)<ありがとうだよ!