2022年ふりかえり~書籍から見た今年の私~
この記事は「ふりかえり Advent Calender 2022」の21日目の記事です。
真面目にフレームワークに則ってる「ふりかえり」も良いですが、
以下のツイートに今年のMVPを差し上げたいので、
たったひとりで、思いつきだけで、立ち止まって今年を考えただけの「ふりかえり」です。
本文
「ふりかえり」の題材を選んだ。直感で。
毎年違う切り口でふりかえりたい私は、まず自問する。
「今年はどんな一年だった?」
「オンラインセミナーたくさんあったなあ」
「本もいっぱい買った(だってオススメされたら読みたくなるじゃない)」
じゃあその辺で今年をふりかえってみよう。
※技術書や業務に関連する書籍に限っています。
グラフにしたら、直感と違った。
月別で入手冊数を並べて見た。
ついでに大きめのイベントをマップしたら何か見えるかなと思ったのだけれど、ピンとこない。
7月にたくさんゲットしたのは密林で「10冊以上買うとポイントが」キャンペーンのせいでもある。
イベントでオススメされた本を買いたくなった、というのは気のせいだろうか?
生データを整理したら、直感は正しかった。
面倒だったけれどしかたない。
ECサイトの購入履歴や読書メーターをあたって、今年ゲットした本のタイトルを並べて、購入理由でグルーピングしてみた。
やっぱりオススメされて買っているじゃないか!
あの本はRSGTやデブサミで見たし、あの本はAgile Japanで見たから買ったんだぞ!
直感がグラフに表れなかったのは何故?
グラフが「違う」ときは、グラフの表現方法(種別や軸)か、グラフにしたデータ群かが不適切だから。
「冊数」は疑いようがないので、「大きいイベント」を疑ってみよう。
・・・・・・。
「大きいイベントで見た」
↑↓ ここにタイムラグがあるのでは!?
「だから買った」
介在するパラメータに気づいた。
ひらめいたので、小さめのイベント(無料のオンラインセミナーや動画配信の類い)の件数をカウントしてみた。
夜のイベントは急な予定変更とかで参加できたりできなかったり、
申し込みサイトが複数あったりで厳密なカウントができなかったので、
connpassで申し込んだイベントを単純にカウントしただけなのだが・・・・・・。
おお、同じ傾向が見える!見えるぞ!
自分の行動パターンを知った。
多分こういうことだ!
と思う。
最初に、大きいイベントで紹介された書籍に興味を持つ
しかし、大抵はその場で紹介された書籍を購入しない。
多分、発表内容そのもの(事例とか)に圧倒されている。
参考文献までインプットする余裕がないよう!という状態。
次に、小さいイベントで「それ前に見た!」になる
日にちが経って、視聴したことを自分の頭にようやく入れ終わった頃に、
多くの事例発表が似た内容で小さなイベントに出てくる。
(あるいはアーカイブ動画が視聴できるようになる)
おかわりして、やっと、紹介された書籍に意識が向く。
そして、買う
そのまま、積む。(読むこともあるケド!)
つまり(少なくとも今の)私は「二度推しされた本を買う」。
自覚していなかった自分を知った。良い達成感です!
そして、自分がそうなんだから、
本をオススメしたときも、一回で読んでもらえると思っちゃダメですね!
おまけ
せっかくリストアップしたので、2022年に入手した本を残しておく(順不同)
※一部はアンケートプレゼントでもらったり、一部はまだ読めてなかったりする。
ソフトウェアアーキテクチャの基礎(推せる)
ソフトウェア品質を高める開発者テスト 改訂版(推せる)
体系的に学ぶ 安全なWebアプリケーションの作り方 第2版(推せる)
Windowsカーネルドライバプログラミング(つまみ食いでも満腹)
オブジェクト指向入門 第2版 原則・コンセプト(読まずして語るべからず)
オブジェクト指向入門 第2版 方法論・実践(読まずして語るべからず)
ディジタル回路設計とコンピュータアーキテクチャ 第2版(パタヘネ本の代わりに)
コンピュータアーキテクチャのエッセンス[第2版](パタヘネ本の代わりに)
C#ベクトルプログラミング入門(積み)
Web API: The Good Parts(積み)
Design It!(積み)
ここはウォーターフォール市、アジャイル町(おもろい)
SCRUM BOOT CAMP THE BOOK【増補改訂版】(持っとくべし)
LeanとDevOpsの科学(タイトルで避けてたの失敗だった)
ゾンビスクラムサバイバルガイド(おもろい)
今すぐ実践! カンバンによるアジャイルプロジェクトマネジメント(持っとくべし)
発見から納品へ(積み)
これだけ! KPT(推せる)
Fearless Change(良いけどむずい)
ゲームストーミング(積み)
心理的安全性のつくりかた(語ると長い)
恐れのない組織(積み)
ファシリテーションの教科書(積み)
チームトポロジー(良いけどむずい)
ポストモーテム みずほ銀行(なるほど納得)
「技術書」の読書術(活字中毒なかまー)
ずっと受けたかったソフトウェアエンジニアリングの新人研修 第3版(貸し出し用)
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