【新刊発売】2023年11月20日生きる意味がきっと見つかる「天命」
易者の高橋南北です。
この度、私の第二弾となります著書『生きる意味がきっと見つかる「天命」』が2023年11月20日にAmazonにて発売開始となります。
「なんのために生きるのか」
「自分の居場所の見つけ方」
「自分らしく生きる方法」
「自分の天職の見つけ方」
などといった内容になっております。
「天命」と名のつく書籍は数多くあるものの、本質的な『天命』を解説している書物は多くないと感じ、この書籍の発行に至りました。
「天命とは居場所である」
ーーまえがきより
大変ありがたいことに、毎日多くの方が私の鑑定室を訪れてくださいます。そしてそういう方のほとんどが生きづらさを訴えてこられます。人間は本来幸せになるために生まれ、人生を送っていくはずなのに、なぜその人生が生きづらくなってしまうのでしょうか。
借金を抱えているとか大失恋をした、職場の人間関係がうまくいかない、家族の中で孤立しているなど抱えている悩みはそれぞれです。しかし中にははたからは「人生の成功者」「勝ち組」に見えるような方もかなりいらっしゃるのです。
誰もが知っているような大企業のそれなりのポジションにいて、家庭も順調、金銭的にも余裕がある。それでも少なくない数の方が「生きづらい」と悩んで鑑定室にやってきます。
そういう方に話を聞いていくと、生きづらさの原因のキーワードに必ず出てくる言葉が「居場所のなさ」です。
居場所と言われて最初にイメージするのが我が家ではないでしょうか。仕事がきつくても疲れていても嫌なことがあっても、家に帰れば服を脱いで無防備に裸になっていてもいい。あるいは自分が大好きなモノ、人に囲まれている。そんな居場所がある人は生きづらくなることはないでしょう。
外がどれだけ吹雪いていても、家に帰ればぐっすりと眠れる暖かい寝床があるわけですから。逆に言えばそんな居場所が見つからなければ生きづらくなるのは当たり前です。
本来この世に生まれ落ちた私たち、誰一人として「生まれながらに居場所がない」人などいないのです。なぜなら、私たちはこころ、精神を持って生まれてきたからです。こころの中には必ず居場所があります。
そしてその居場所、本来あなたがいるべきところ、そしてあなたが一番あなたらしくいることが心地よい場所、それが天から与えられたあなたの天命です。
ただ、居場所は誰かが「君の居場所はここだよ」と決めるようなものではなく、自分自身で「ここが私の居場所、天命なんだ」と認識しなければなりません。
どれだけ高級な家具調度品に囲まれて暮らしていたとしても、社会的な地位や名誉があったとしても、自分がそこを居場所だと感じなければそれは居場所ではありません。
昨今ニュースで新宿歌舞伎町の「トー横」や大阪道頓堀の「グリ下」に集まってくる寄る辺ない若者たちが話題になっていますが、もしあなたが居場所がなく、生きづらさを感じているとしたら彼らと同じ状況にいると言えるでしょうね。
残念ながら現代社会に生きる中で私たちは自分のこころの中の居場所を見失いやすい環境にあります。洪水のようになだれ込んでくる情報の嵐の中で「あの人は人生が充実しているのに私は……」とか「自分の人生って何のためにあるんだろう?」とか、あなたが本来の居場所を見つけるのを邪魔するものはたくさんあります。
それでも私たちは生きていかなければなりません。人生は一本道。戻ることはできないのですから、生きている限り私たちは歩き続けます。疲れてもう進めないと感じることも、どこまで歩いてもゴールに近づいていないような気分になることもあります。
そんな時にふと立ち返ることができる居場所はみんなに必要なものです。そしてこれだけは忘れないでください。誰にでも天命があるということは、誰もが意味があって存在しているということです。
あなたは必要があるから今ここにいるのです。本書があなたが自分のペースで自分らしく人生を歩いていくための居場所を見つける助けになってくれれば、私にとってもこんなに嬉しいことはありません。
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