代表理事の今日もネパール日和(3月12日)

お疲れ様です。今日は長野県の信州大学が草の根技協のスキームを使って、ネパールの高校で農業教育を強化するとの話題を紹介します。JICAのホームページには「ネパールの農村地域における農業教育強化を目的として、地域に適した実践的な農業教育体制、指導方法、教材の開発と充実に取り組みます」と記載しています。
インドやバングラデシュなどの近隣国と比較して考えると、ネパールの産業優位性は、実は農業にあります。ヒマラヤで育まれた高原野菜はインドやバングラデシュでは栽培できないものです。ネパール人がそのような優位性に気が付いていないのは残念なことです。(日本に来ているネパール人留学生も農業を忌避する傾向が強いです)
ただ、今までのいわゆる伝統的農法では生産性が低く、収入も上がりません。ネパールと気候が異なる日本の農法が、どこまでネパールで通用するのかはわかりません。一方、情報通信技術などのテクノロジーであれば、ネパールの農業を大きく変えられる可能性を秘めていると素人考えながら思います。SEWAが日本とネパールにおけるテクノロジーの結節点になれるような活動ができるといいですね。

■長野県 / 信州大学とネパールが農業分野グローカル教育
https://www.jica.go.jp/tokyo/topics/2021/dnb8qn00000023r1.html

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