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臨時収入と臨時出費

ナマポ暮らし継続中

 1ヶ月ぶりの投稿です。
何も事件が起こらず、平穏な毎日。
昨日久しぶりに福祉事務所を訪れていろいろ話を聞いたりしてきました。
 受給開始からほぼ半年。
生活には何の変化もなく、淡々と日々を過ごしています。
ただ無職生活は意外と忙しく、当分は古い映画見たり本読んだりして過ごすつもりだったのですがほとんど出来てません。

就労指導

 一般的にですが、早ければ受給開始から半年くらいから就労指導(早よ働け!という指導)が入るそうです。
生活保護受給の条件は「働くこと」です。
ずっと仕事をせず受給をしている人は「働けない」人です。
「働けるのに働かない」状態が続けば受給打ち切りになります。
実際には精神疾患など、就労が可能かどうかは客観的な判断が難しく、普通に働けそうに見えるのに働けない人も多くいます。
僕もそうだと思います。
僕の場合は障害者手帳(精神2級)も所持しているので、就労指導は入りにくいようです。
今のところは全く就労指導の話は出ていません。

什器代支給

 11月の受給開始時にケースワーカーさんが、あまりにも部屋に何もないことを憐れんで(?)、特別に一時扶助(什一・什器代)を出してくれました。
具体的には生活に必要な「電灯」「電子レンジ」「食器」の品目に限り上限額30600円以内で支給されることになります。
本来の手続きは商店で必要な商品の見積もりをもらい、福祉事務所での決済を受けてから購入することになりますが、中古品などの購入も考えているので購入後、領収書での精算で良いということになりました。
 年末頃にドンキで購入し、領収書を添えて申請(福祉事務所に申請用紙があります)したのがようやく支給となりました。
(地味に建て替え分がしんどかったです)
年度替わりのためか3月中に受け取って欲しいとのことで、月末に行ってきました。
シーリングライト・電子レンジ・タッパーなどの食器をほぼ限度額購入したのですが、残念ながらシーリングライト用の「LED電球」は「消耗品」とみなされて支給されず。
電球がないと用を為さないので認めて欲しかったですし、あらかじめ知っていたら電球は別途購入してその分を食器などに充てたのですが、残念です。
扶助費はその場で現金で受け取りました。

障害者加算支給決定!

 受給開始時に申請していた「障害者加算」が支給決定しました。
障害者加算は生活に支障がある障害者(手帳保持者)に対して一定の金額が加算されることです。
実際には単純に生活扶助が加算される形になり、使途は生活扶助同様自由です。
金額は障害の程度と地域ごとの設定で決まります。
支給の判断基準は実質的に「障害者年金を受給しているかどうか」で決まります。
障害者手帳の級数と障害者年金の級数は連動しておらず、審査はそれぞれ完全に別途行われます。
手帳は持っているが障害者年金の受給対象ではない場合もあります。
手帳の審査が「障害の重さ」によるもので、年金の審査が「生活に支障があるか」を見るものですから、改めて判定しなくても年金の審査を「流用」するというのは合理的ではあるのですが、生活に支障がある障害をもっていても年金受給出来ない場合があります。
国民年金で未納があり、受給資格がない人は年金の審査を受けることが出来ないため、この条件に当たりません。
僕の場合がそうなので、「年金も貰えない、加算もないはおかしい」ということで主張し申請(審査)を受け付けてもらいました。
僕の場合「1級地の2」にあたり、月額17820円が加算されます。
それが半年近くたって認められることになり、受給開始に遡って来月の扶助費と一緒に振り込まれることになるようです。 

不正受給発覚!


 生活保護受給開始後に、完全に忘れていた銀行口座に9万円の預金があることが発覚しました。
福祉事務所の調査能力は素晴らしいもので、本人も忘れていて1年以上預け入れも引き出しもしていない通帳も発見してきます。
しかもマイナー地銀なのに笑
この口座は事情により預けて運用してもらっていたもので、そのお金も僕が返してくれと言えるものではない旨主張していたのですが、ルール上「不正受給」となるために返還することになりました。
交渉して分割にしてもらいましたが、残念です。
生活保護申請前に残高がある銀行口座や積み立て型(解約して返金があるタイプ)の保険などがあれば引き出し・解約しておきましょう。
国税は銀行口座の履歴まで全部引っ張ってきますが、福祉事務所は残高照会ではないかと思います。

 今回の福祉事務所訪問では良いことも悪いこともありました。
何にせよ知識と準備が大切です。
受給を考えておられる方はぜひこのnoteを参考にされてください。




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