虫めづる映画ってあるのか?
サントリー美術館『虫めづる日本の人々』を観覧。草木花鳥が日本画の特徴でもある中、スパイスのように虫たち——ここでは蜘蛛、蛙、蛇などの、うごめく小さな生き物たちを全体を指す——が描かれてきた。そこで、この展覧会では、その虫に注目してみようというわけ。
学芸員さんの講演も席が取れたので拝聴。「昔は愛でていた虫を現代人はなぜ嫌うのか?」と興味深い導入。
ざっくりいうと「都市化のため屋内でしか虫を見ることがなくなり、その結果、感染予防としての嫌悪を抱くようになった」とのこと。
東大