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私達はどんな時も常に”やりたいこと”を選択している【後編】

こんにちは、namakemonoです。

8月に入り夏本番、蝉の声が激しくなってきました。
先日部屋の網戸に朝から1匹の蝉がベタっと張り付いていたので、改めてまじまじ見てしまいました。あまり好きじゃないんですけど(笑)

他に夏らしいことといえば、7月下旬から8月初めにかけてすでに3つの花火大会を見ることができています。

もちろん海にも遊びに行ってます。


海散歩は年中無休


前回に引き続き、私のやりたいことを選んで理想の生活を始めた話。

しばらく住んだ関東を離れ地方へUターンし、夫は店舗を開業して、私は今までなんとなく続けていた看護師を休職することにした。

看護師を休職して他に何かやりたい職種があったかというと、そうでもない。

私はただ日々の暮らしをもっと丁寧にしたかっただけ。

夫には念願だった自分の店舗に全力を注いで欲しいし、

2匹の可愛い愛犬達には長時間の留守番なんてもうさせたくなかったし、

イライラしながら日々の家事をしたくなかったのです。

そんな理想の暮らしは、しっかり自分で意図して選択したら、ちゃんと叶っていきました。


結婚する前から夫とは一緒に住んでいましたが、私達は家事を分担することがあまり向いていません。

共働きをしていた時はもちろん分担していましたが、どちらが何をやるのか明確に分けていたわけではないので、やっていないとイライラしてしまうことも多かった。

仕事でイライラしている日は、夫がせっかくやってくれた家事に対して自分とやり方が違うことや落ち度があることに目をつけて、ついケチをつけてしまうことも。

当然喧嘩になる始末。

『やらなくても怒られるけど、やっても怒られる!』と夫からはよく言われていました。


確かに、私は私の思うように家事がしたい。

掃除は汚くなる前に普段からこまめに習慣化したい。

食事もできるだけ手抜きをせずに作りたい。

そしてできることなら、家事をもっと丁寧に、イライラせずに行いたい。


日々の暮らしこそもっと丁寧に生きたいと考えるようになったのは、30歳を過ぎてからでした。


店舗の売上は確かに上がってきているけど、これがずっと続くとは限らない。

自営業の場合、急に全てが止まったら潰れてしまう。


それでも私は夫の専従者になって良いのか。


昨年の引越しや店舗の開業で、貯金もまだまだ心もとない状況です。

せっかく看護師免許を持っているなら自分もしっかり共働きをすれば、少しでも生活は安定するのに。

夫は私より慎重派なので、なおさら看護師として働いていてほしいと思っているはず。

でも暮らしを疎かにはしたくない。

他の夫婦や家庭は関係ない。
私達夫婦がお互いに得意、不得意、やりたいこと、やりたくないこと、それぞれ考えていくと、一番しっくりくるのはどれ?


在宅ワークのアルバイトを辞めてからしばらくは、頭の中でひたすらグルグルとこれらの思考を繰り返し、結局どうするのか大事な決断に目を背けて過ごしていました。


ある時、おすすめか何かで急に目に入ってきた、作家のひすいこたろうさんのYouTubeを見出しました。

そこから一気に引き寄せの法則やモノの見方について色々知ることにハマり出し、改めて自分の人生について深く考えるなどして、自分がどう生きたいのか追求してみることに。


引き寄せの法則自体は以前から知っていましたが、なんとなく自分の中で信じきれていませんでした。

今回ひすいさんのYouTubeや本、またそこから繋がった色々な方達の体験談や情報を得ることで、よりクリアに理解が深まった感じです。


そして自分で自分を引き寄せの法則実験の被験者として、今できそうなことから試みようと思い立ちました。


まずは頭でグルグル考えている理想や不安などの思いを、とにかく紙にたくさん書き出しました。


書き出して整理して、今本当に望んでいることを明確に意図しました。

明確にしたらあとはその状態になるために、とりあえず今できることをするだけ。

お金のことで不安が悶々と湧き出てきても、

それで結局自分は今どうしたいのか?

その都度自問自答して、とにかく自分の望むことを明確に意図するようにしました。


するとしばらくして、夫も次第に私の思いに沿ってくれるようになり、青色専従者になるチャンスを与えてくれたのです!

私が頑固に青色専従者の案を推していたので、夫のことだからきっと抵抗することに面倒くさくなったのだと思いますが(笑)、不思議とあっさり今までと流れが変わりました。

もちろん最終的には、お互いの気持ちをはっきり伝え合うことになりました。

計画したというよりは自然となりゆきで話すことになった感じで、やっぱりこういう大事な決断の時は、お互いの意見をすり合わせることが不可欠になるんだなと実感。

そして気持ちを伝え合った結果、よりいっそう、夫のことを大事にして日々感謝しながら一緒に暮らしていこうと改めて決意できました。

とりあえず今年の残り約半年は青色専従者として、店舗の事務や清掃担当をしつつ、家の暮らしを守る役目に徹したいと思っております。

ということで、まだしばらくは隠れ看護師であります。


普段の生活で、波動のことや引き寄せの法則を理解した上で生きている人は少数だと思います。

でも実際、私達は意識していないだけで、もれなく全ての人が自分のやりたいことを常に引き寄せて、それを選択して生きています。

どんなにやりたくない仕事も、
お金のため、家族のため、周りからの称賛を得るため、色々な理由で打算または妥協して選んでいたとしても、最終的に選択したということは自分の意図があるわけで、すなわち"やりたかったこと"になる。

やりたくないけど仕方なくだ!不可抗力だよ!って思う方、わかります。

でも仕方なく選んだ結果を選んだ自分がそこにいるんです。

もし選択してダメだったらのリスクが大きい、失敗するのが怖い→やりたくなくてもリスクのない道を選ぶ→つまりは安全な道に行きたい→安全な道が自分の行きたい道(やりたいこと)→それを選んでいるという具合です。

選んだことがやりたいこととイコールとは言えない、でも選択肢が出た時にその道を選んだ自分の意思が必ず存在する。

あ、なんかグルグルしてきちゃうので、どうしてもこの考えに納得できない人がいても良いと思うしそれもまたその人の考え方。

自分の理解できる方が正解で良いと思います。


つまるところ、自分の決断が全て自分の人生を作っているということ。

思い返せば20代、リスクヘッジを取るのが苦手な感覚派で生きるタイプなので、結構リスキーに生きていました。

周りは順調に一般的なライフステージを歩んでるけど、なんか自分はそこから外れているよな、いつも思い通りに事が運ばないとどこか思っていた気がする。

でも何一つ、無駄なことはなかったし、今にちゃんと繋がっていると実感できる今日この頃です。

だからもう今までの自分の決断を責めたり後悔する必要はなくなりました。


今回また新しく選んで選択したこの道も、きっとここからいくつも枝分かれの選択がやってきて、その都度自分で選んで進むだけ。

当たり前だけど、歩く時は人間誰もが歩く方向を自分で決めて歩みを進めています。左方向に行くと決めて、逆の右方向を歩く人はいませんよね(ぼーっとしてるとたまにうっかりあるかも)

行き止まりに当たったら引き返すして別の道へ歩みを続ける。

そして、死ぬその時まで進む道は必ずある。

その道全て、選んでいるのは全部自分。

No, that was, that was different. l didn't have a choice.
(いいえ、あれは、あれは違います。仕方がなかったから。)
Oh, no, you chose. You chose to get ahead.
(あら、違うわ、あなたが決めたのよ。あなたは先に進むことを選んだ。)

映画『プラダを着た悪魔』より

それではまだ次回、いつも通り気まぐれに。

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