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病棟から美容の世界へ〜華やかな職場につられた1人の単純な看護師〜序章〜

こんにちは。namakemonoです。

ニートになってから1ヶ月経過。

ようやく失業保険の申請手続きを終えて、給付待機期間を過ごしております。

お金が貰いたくて申請してみたわけですが、説明会やら認定日やらの参加ですでに面倒くさがりを発動中。


まぁ適当にちょこちょこ参加して、今月はゆっくり自分のやりたいこと固めていく期間にしたいと思います。


今回は病棟から心機一転、美容クリニックの看護師へ転職した時のお話しです。

病棟と美容クリニックは全く別の世界。

初めはこの世界のギャップに慣れるところから始まり、こんな看護師の生き方も成立するのかと常に新鮮な気持ちでした。

ツッコミどころ満載なとっても濃い職場でもあったので話したいことが非常に盛りだくさん。

数回に分けて、転職活動〜実際に働いてみての体験談を紹介していきたいと思います。


美容クリニックを選んだ理由

地方の総合病院を退職し、都会へ渡った田舎者看護師が1番初めに経験した仕事が、よりにもよって1番キラキラしたTHE都会な美容クリニックの看護師。


最初からハードルを上げすぎました(笑)


でも病棟に嫌気が刺した20代若手看護師の女子達なら、一度は憧れる世界なのではないでしょうか。

私も至極単純な理由で美容クリニックの求人ばかり探していました。

ちなみに私が美容クリニックで働きたいと思った主な理由は・・・

  • 夜勤がないのに高給

  • 美容には少なからず興味がある(特にスキン)

  • 出勤時間遅い、朝ゆっくりできそう

  • あわよくば自分も色々施術できるかも

  • 職場は同年代多そう、雰囲気良さそう

  • 急変は滅多にないだろうし落ち着いて働けそう

  • そもそも病気の人は来ないから気楽そう

求人を探している時はまさに隣の芝生は青い状態です。

そして求人に載っている美容外科の破格な給料(勤めていた病院があまりにも給料低すぎたので余計に高く見えた)をまざまざと見せつけられ、

感覚でなんでも決めてしまう単純な私は

美容クリニック一択!

となりました。


美容クリニックへの転職活動


当時辞めた病院の看護部長からは、「転職には転職エージェントではなくハローワークを活用するように!」と謎の助言(転職エージェントは紹介手数料が高いから云々)を受けましたが、もう時すでに遅し。

私は辞めると決意した時に看護師の転職エージェントを早々に登録。

3月末できっちり退職するつもりだったので、年明けから転職活動を始めました。

今になって振り返ると、焦らず東京に引っ越してから活動するでもよかったかなぁと思いますが・・・(その理由はまた後々お話ししますね)

住んでいる地方にはない会社だったので、担当さんとは電話とメールでやり取りして色々な美容外科・皮膚科の求人案件を紹介してもらいました。

その中でも住む予定の場所から近い職場に絞り、2件の美容クリニックに応募しました。

意外にも近くには美容クリニックがあまりなかったという(笑)

実のところ、東京とは言っても実際に住んだ場所は23区外の八王子市。

もちろん当時は地方から出て他県にすら住んだことがない私にとっては八王子も立派な都会に違いないです。

でも八王子は地方と都会が混ざった感じ。
高尾山とかあるし、冬には雪も普通に降るし、どこか地元感が否めない。

そんなわけで、都心へ行くにも電車で40分以上かかるのです。

ただ候補がありすぎても迷うだけなので、ある意味スムーズに決めることができて良かったのかも知れません。


1つは田舎者でも名前は聞いたことあるくらいの大手、もう1つは知らなかったけど関東圏にはよくある準大手くらいのクリニックでした。

どちらも同じ日に面接を予定してもらい、準備大手のクリニックは1回だけ、大手クリニックの方は2回(本社と店舗でそれぞれ)面接をしました。

私のちょっとした特技?かも知れないのですが、面接の時点でなんとなくここに就職しても良さそうか止めた方がいいかがわかるんですよね。

準大手の方は本社でしか面接をしていないので実際の職場の雰囲気が分からなかったのは残念でしたが、なんとなく違う感がありました。

大手の方は実際の職場で2回目の面接をして、働く人や職場自体の雰囲気が良かったのでホッとしたことを覚えています。

まぁ、メインで面接してくれた看護師のリーダーにはまんまと猫被りされて入職後に裏を知るというオチつきなので、これも後々のお楽しみに。

数日後、担当さんから採用結果の電話がありました。

準大手の方は、”他のクリニックでの就職を考えていないなら前向きに検討する”という中途半端な結果。

まぁ自分的にはほぼ不採用結果として捉えていました。

大手の方からは確実に”採用”の結果をいただけました。
雰囲気も手応えもよかったし何より早く採用が決まったことが嬉しくて、即決で大手クリニックへの入職を決めました。

そして新しい就職先が決まったと同時に、本当にここ(病棟)から脱出できるんだと、ワクワクが止まりませんでした。


辞めることも決まり、新しい職場も決まっている。

しかも夜勤はないし、今よりもずっと高い給料がもらえる。

その上今より確実に楽しそうな美容関係での仕事、キラキラした世界。

ずっと憧れていた東京での暮らし。

当時の私は今よりもっと単純細胞な人間だったので、自分の望む環境が全て手に入ったとさえ思っていたかもしれません。

お恥ずかしいことに自己資金がほぼゼロ(むしろ借りてマイナス)状態な人間が、です。

でも楽しい現実が待ち構えているから私は絶対行きたいんだと決意して、お金がなくても無理やり行動していった結果、なんとかなっていました。

実はつい最近もちょっとお金に不安になった時期があったのですが、あの時なんとかなった自分がいるのできっと今回も大丈夫だろうと気持ちを楽にすることができました。

過去を引きずったり、あの時あれをしておけば良かったとか後悔はしたくないです。

だから過去を振り返ることはしてはいけないと思っていました。


でも、過去の自分から得られる何かも確実にあります。

どのみち記憶を完全に消すことはできないので、普段は気にかけないように引き出しにしまっておき、振り返りたくなったらほどほどに引っ張り出してみても良いかもと考えを改めてみました。

そんなわけで憧れの美容クリニックへ無事に転職できた私。

実際に働いてみてどうだったのか。

お話ししたいことの整理ができたら、また次回気まぐれに更新いたします。

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