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映画:きっと、うまくいく(原題:3 idiots(2009))

インド映画を「必ず踊りが入るお祭り騒ぎなだけの映画」と思っていたが、この映画を見てイメージが変わった。

アマプラのレビュー評価がやけに高かったので期待しないで観てみたら凄く面白かった☆
僕が知らなかっただけで世界的大ヒット作だったのですね。

基本的に同じ大学に通う、3人の学生のグローイングアップストーリーなのですが、主役のランチョー(アーミル・カーン)のスーパーマンぶりが痛快なのですよね。
とにかく頭が良く、様々な問題に対して型破りな解決力を見せてくれる。

主人公は映画の中でいくつかの良い言葉を残している。

「心はとても臆病だ、マヒさせる必要がある。困難が発生した時はこう唱えるんだ。 アール・イズ・ウェル」
(Aal Izz Well。“all is well”の視覚方言とのこと。wiki参照)

この映画の邦題にも使われてる部分ですね。
すべて上手くいくさ⇒大丈夫⇒「きっと、うまくいく」
っていう意訳ですね。
この、アール・イズ・ウェルは劇中に何度か出てくる言葉であり、この映画の根本にあるメッセージなのかなと。。

そして、主人公をライバル視している男に諭すように言った言葉。

「成功を追うのは間違えだ。優秀なら成功は付いてくる」

なるほどな、と思いました。
もう、言ってる事が50歳あたりで成功してる社長が言いそうな言葉ですよねw

他にも良い語録は沢山有るのですが、この映画の痛快かつ気持ちの良い部分。それは主人公があらゆる問題に対して正しい持論を持っているという事。
そして、自分の信念に向かって型破りだが真っすぐ生きているという事。

この映画の監督でもあり主役も務めたアーミル・カーンが、その時のインドに言いたかったことが詰まってる映画なのだと感じました。

とにかくストーリーがよく練られていて、様々な伏線が最後には明らかになり、オチは何んとなく見えましたが、観てる者の期待通りの大団円となって、ブラボー!って感じ♪ (ブラボーなんて言葉、発したこと無いけどw)

この看板にも使ったラストシーンのロケーションもホント素晴らしい!

ラストにさわやかな風が吹いた☆

そんな感じの素晴らしい映画だったので「今さら感」漂いながらも書いたのでR。 ←まねしたくなるヤツw

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