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TTバーその2

ライズ60㎜も試してみた。違和感なし(笑)。50㎜より楽かもしれない。ロングとミドルで使い分けでも良いかも。ショート30㎜?

試してみて分かったのはTTバーを下げるとアームレストの間隔を広げなければならなくなる。ライズ30㎜でもぎりぎり耐えられるがストレスは強くなって10㎞とかのタイムトライアル向けかなと。現状はライズ50ー60㎜ぐらいが一番自然に肘が内側に入って、なおかつストレスがない。
TTバーを低くセットすると、上体を自分のペダリングのポジションに対してさらに低くしなくちゃならない感じで、パワーを掛けている時に身体がおきてくるのでアームレストに対して肘を伸ばさないと届かない。結果的に背中が丸まって肩甲骨が自然な位置より広がってしまい背筋系にストレスが掛かってる。緊張したまま走る感じなのでパワーは出てるが長時間維持は辛かろうと。
とにかく上半身にストレスがない位置へアームレストを持ってくれば上腕と胸で作る▽はアームレストを低くするよりもコンパクトになる。背中の丸まり感もないから上半身に特化してみると前面投影面積はむしろ小さいんじゃないかと。肘をコンパクトに折りたたんでも楽なので出力維持もしやすい。

問題は「どこを基準にアームレストの高さを決めるか」になると思う。
僕の場合はロードのポジションを全く動かさず(サドル位置も変えず)にここでちょうど良かった。ロードのポジションが前乗り系になってて、TTポジションに入るとサドル位置が数㎝前にずれる印象はあるけど、もともとそこも座れるようにカットアウト系のショートサドルを使っているので気にならない。TT専用になったら数㎜サドル上げたほうが良さそうな気もするけど、ロードポジションとの兼ね合いならそのまま行ける感じ。で、イメージとしては上半身はブラケットポジションよりちょっと深いかもしれないけどドロップよりは浅いって感じ。そのままで自然に肘が来る位置を考えれば良いのかなと。初心者なら前乗りブラケットポジションを作って、そのままで肘が来る位置を探れば良いかなと。乗れる人でもドロップポジションだろう。ロードでできないことをTTでできないんじゃないかって考えていいかなと。

で、「ハイハンズ」(肘先の手を高くして顔の前で拝む)もやってみたんだけど、通常のアームレストでやるのはお勧めできないかも…。もしくは肘が下へ下がってこないというバランスの位置があるのかもしれない(いや、無いか…)。腕を前に出し続けるって割とストレスでかい。結局、いかに筋肉を使わずに骨格だけでバランスよく形状をつくるかが大事でそれから外れた構造になってくると筋力的にストレスが増えてくる。上の写真と比べてそれほど手を上げたつもりはないのだが。

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