点字ブロックと伯母と私。

‪街中で見かける点字ブロック。たまにその上に自転車停めたり、物を置いたりしてるとこを目にするんだけど、あれは本当にやめて欲しいし腹立たしく思う。‬
‪私にとって目が見えない人は、私が大好きだった伯母と重なって見えるからだ。‬

‪私が小さい頃、私のことを孫のように可愛がってくれた伯母(正確には祖父のお姉さん)がいた。デザイナーをしていて年中世界を飛び回ってるような人だったのだけど、晩年目を患ってしまって、亡くなる頃には全盲に近い状態だった。‬

‪その頃にはもうあまり会えなくなってしまって(ずっと一人で生きてきたプライドの高い人だったから、目が見えなくなって身なりを整えられなくなってしまったのが嫌だったそうだ)、結局私が大人になってから亡くなるまで一度も会えないままだった。‬

‪亡くなってからもう何年も経つのに、未だにあの時伯母の意思を尊重して会いに行かなかったことが良かったのか悩むくらい‬私の中で心残りになっている存在だ。

だから街中で白杖を持っている人を見かけるとどうしても目で追ってしまうし、お節介かなと思いながらも声を掛けてしまう。(これは人助けではなく自分の為に)

目が見えない人たちにとっては点字ブロックは道しるべだ。
彼らが自由に歩く先を無闇に塞がないで欲しいと思うし、彼らが何処へでも自由に歩けるようにもっと道しるべが増えればいいと思う。

RTしたツイートを最後まで読んでみて思った、私と伯母のチラ裏話。


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