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【今日のチラシ】いまからできる2020年度対策

(「2020年教育改革」を意識したチラシを見つけていく連載です)

朝日小学生新聞のチラシです。

2020年度には入試や学校が大きく変わります。小学校ではプログラミング教育が始まり、5,6年生の英語が教科になります。大学入試センター試験にかわる新テストでは「記述式」が導入されます。これからの子どもたちに必要なことは、「思考力」「判断力」「表現力」を養うことです。

朝小で身につく5つの力として以下が挙げられています。

●読解力(文章やグラフなどを読み解く)
●語彙力(言葉やその意味を覚える)
●思考力(仮説を立て論理的に考える)
●表現力(自分の意見を正確に伝える)
●時事力(未知の出来事を知り知識の幅を広げる)

確かに、新聞を読むことで読解力や語彙力、あと時事力(?)もつきそうですが、思考力と表現力はただ読むだけでは身につきません。「朝小を使って(親子で)こんな活動ができて、それによって思考力や表現力まで身につく!」的な紹介がよいと思うんですが、まどろっこしいか…

あと、思考力の定義が「仮説を立て論理的に考える」とありますが、新聞という課題と向き合うのであれば、論理的思考力だけでなく、批判的思考力も養成できそうな気がします。とはいえ、新聞社側からは言いにくいし、保護者層にもピンとこないかもしれません。現代社会の課題を見つけて解決していくためには「本当かな?」「なんだかおかしいな」という視点を持つことが重要なんですけどね。

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