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知って備える!新生児を楽に寝かしつける方法

赤ちゃんが生まれ、入院しているときはよく寝てくれていたのに、退院したとたん寝かしつけに手こずっているというママもいるでしょう。
まだ赤ちゃんのお世話にもなれておらず、なかなか寝ない新生児の赤ちゃんの寝かしつけは、産後のママにとってとても大変なことです。
「どうやったら寝てくれるの?」
「赤ちゃんってどんな睡眠サイクルなの?」
など、わからないこともたくさん!
ここでは新生児の赤ちゃんの睡眠サイクルを学び、楽に寝かしつけるコツについてご紹介します。


1.新生児の睡眠サイクル

新生児を上手に寝かしつけるには、まずは新生児の睡眠サイクルについて学ぶのがおすすめです。
新生児はどのような睡眠サイクルなのでしょう。

①新生児は昼夜の区別がない

大人になると、夜になったら眠り、朝が来たら起きるという睡眠サイクルですよね。
しかし新生児の赤ちゃんは、昼夜の区別がまだありません。
そのため睡眠サイクルも大人と違い、こま切れで寝たり起きたりを繰り返します。
朝になったから起きるとか、夜になったから寝るということはありません。
眠くなったら寝て、お腹がすいたりおむつが濡れたりすると起きる、というサイクルを繰り返します。

②活動時間は長くても40分ほど

新生児の赤ちゃんは、長い時間起きていることはできません。
個人差がありますが、一般的な新生児の活動時間は40分ほどといわれています。
おっぱいを飲むのに大体30分ほどかかります。
そのあとにおむつを変えたり、抱っこをして窓の外を眺めたりすると、40分ほどが経過しますよね。
そうするとだんだん赤ちゃんはまた眠くなり、そのまま寝てしまうこともあります。
お腹がすいて目を覚ましたのに、おっぱいを飲んだまままた寝てしまうというケースも。


2.新生児の睡眠時間

赤ちゃんはよく眠るというイメージがありますが、初めての育児だとどのくらい寝るのか正解がわかりにくいですよね。
ここでは新生児の睡眠時間について見ていきましょう。

①1日の睡眠時間は15時間から20時間

新生児期は、1日の大半を寝て過ごします。
15時間から20時間を寝て過ごすため、日中もほとんど寝ているという印象ですね。
浅い睡眠である「レム睡眠」と、深い睡眠である「ノンレム睡眠」を40分間隔で繰り返しているといわれています。
短いサイクルで寝起きを繰り返すのが特徴で、夜も日中と同じように短時間で寝たり起きたりします。

②1回の睡眠時間は2時間から3時間

新生児の1回の睡眠時間は、個人差がありますが2時間から3時間ほどです。
3時間ほど寝て、目が覚めたらおっぱいを飲み、また眠くなったら寝るということの繰り返しです。
夜中も3回ほど授乳やおむつ交換をしますね。
眠りが浅いときに大きな音がしたり、モロー反射でびっくりしたりすると、短時間で起きてしまうこともあります。
長く寝ないからといって、心配する必要はありません。
数日の睡眠時間の平均を取り、1日15時間以上寝ていれば問題ありませんよ。


3.新生児の夜泣きの原因

昼間はよく寝るのに、夜になるとよく泣くという経験をしたママも多いはず。
まだ睡眠のリズムが整っていないため、夜に泣くのは仕方のないことですが、やはりつらいですよね。
実は赤ちゃんはお腹の中にいるときに、昼夜逆転しているといわれています。
そのリズムが生まれたあとも残っていて、夜になると覚醒し泣くのではないかともいわれています。
ほかの理由としては、
・お腹がすいた
・暑い、寒い
・おむつが汚れている
・何か不快なことがある
などが考えられます。


4.新生児の寝かしつけのコツ

赤ちゃんを抱っこしての寝かしつけは、体力的にも精神的にも大変です。
とくに夜中の寝かしつけは、できるだけ短時間で寝てほしいと思ってしまいますよね。
ここでは新生児の寝かしつけのコツについてご紹介します。

①おくるみでくるむ

やっと寝たと思って布団に降ろすと、あっという間に起きてしまったというのも、赤ちゃんあるあるですよね。
実はこれ、「モロー反射」が大きく関係しています。
何かのきっかけで体がびくっとすると、それに驚いて赤ちゃんが起きてしまいます。
モロー反射を最小限に抑えるためには、おくるみで手足を優しくホールドしてあげるのが効果的。
おくるみにくるんだ状態で寝かしつけ、そのまま布団に降ろしましょう。

②胎内音を聴かせる

赤ちゃんは生まれるまでの約10ヶ月、ママのお腹のなかでいろいろな音を聞いています。
そのひとつが、羊水や血液が流れる「胎内音」です。
新生児期は胎内音を覚えているといわれていて、胎内音を聞くことで安心します。
胎内音のCDなどもありますが、レジ袋のシャカシャカ音も胎内音に似ているといわれています。
赤ちゃんがなかなか寝付かないときは、胎内音を聴かせてあげましょう。


5.まとめ

赤ちゃんが生まれたばかりだと、寝かしつけにも一苦労。
寝すぎでも心配ですし、なかなか寝ないのも心配ですよね。
赤ちゃんには赤ちゃんのサイクルがあるので、赤ちゃんに合った睡眠サイクルを見極めてあげることが大切です。
赤ちゃんが寝ているあいだはママも休み、一緒に成長していきましょう!

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