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妊娠2ヶ月の赤ちゃんの様子とママが気をつけた方がいいこと

妊娠2ヶ月は、生理が遅れたことに気づき、
「もしかして妊娠しているかも?」
と思い始める時期です。
この時期のお腹の赤ちゃんは、どのような状態なのでしょう。
気になる赤ちゃんの様子に加え、ママの体の変化や気を付けたほうが良いことなど、妊娠2ヶ月の気になることをたっぷりご紹介します。


1.2ヶ月の赤ちゃんの発達

妊娠2ヶ月は妊娠初期と呼ばれ、妊娠4週から7週までのことを指します。
このころ、お腹のなかの赤ちゃんはどのような様子なのか、気になりますよね。
まずは妊娠2ヶ月の赤ちゃんの様子を見ていきましょう。

①胎嚢の確認ができる

妊娠5週をすぎると、超音波検査で赤ちゃんが入っている袋・胎嚢を確認することができるようになります。
胎嚢が確認できれば、まずはひと安心。
妊娠7週ごろの赤ちゃんは、
頭殿長:約12mm
体重:約4g
ほどで、まだまだとても小さいですが、さかんに細胞分裂が行われます。

②2頭身になり人間らしいかたちに

妊娠2ヶ月の赤ちゃんは、目まぐるしく発達していきます。
妊娠5週ごろには、心臓や脳や脊髄、食道や胃が発達し始め、主要な器官の原型が作られる「器官形成期」と呼ばれています。
人間が生きていくうえで必要な器官を作る、とても大切な時期なんですよ。
妊娠6週ごろには、手足や目、耳や口の原型が作られます。
そして妊娠7週ごろになると、頭と体が区別され、2頭身の人間らしいかたちへと発達していきます。


2.心拍がわかるのはいつ頃から?

妊娠検査薬で妊娠の可能性があるとわかったものの、産婦人科で検査をしたら
「まだ心拍の確認ができません」
といわれることもしばしば。
すぐに心拍が確認できるものだと思っていたのに、心拍の確認ができないといわれ、びっくりしたという人も多いのではないでしょうか。
赤ちゃんの心臓は比較的早い段階で作られ、未完成のうちから動くのですが、心拍として確認できるようになるのは、妊娠6週ころからです。
遅くても妊娠7週を終えるまでには確認できる人が多いようです。


3.妊娠2ヶ月のママの身体の変化

お腹の赤ちゃんが目まぐるしく発達する一方、ママの体にも少しずつ変化が現れます。
妊娠2ヶ月のママの体には、どのような変化がみられるのでしょうか。

①生理が止まる

妊娠2ヶ月は、まだ妊娠していることにも気づかない人も多く、
「そういえば生理が遅れているな」
と思い始めるころです。
もし妊娠していなければ生理がきますが、妊娠していれば生理が止まります。
規則的な周期で生理がきているひとは、予定日よりも1週間ほど遅れたら、妊娠の可能性がありますよ。

②基礎体温が高め

女性は生理周期に合わせて、基礎体温が高温期と低温期に分かれます。
排卵日から生理予定日までは高温期になりますが、生理がくると基礎体温がスッと下がるのが特徴です。
しかし妊娠していると高温期が継続し、生理予定日を過ぎても基礎体温が高めのまま推移します。
そのため、少し熱っぽさを感じることもあるようです。

③便秘や眠気が気になることも

妊娠初期に、眠気や便秘が気になる人も少なくありません。
これはホルモンバランスの影響によるもの。
たくさん寝たのにとにかく眠い、普段は快便なのに急に便秘になった、という人は、妊娠が関係しているのかもしれませんね。

④つわりが始まる

妊娠といえばつわり、というイメージがありますが、つわりは妊娠3ヶ月ころから始まるケースが多いようですね。
しかし、妊娠2ヶ月から始まることも珍しくありません。
妊娠検査薬を使う前に、
「なんとなく胃がむかむかする」
「お腹がすくと気持ち悪くなる」
など、軽いつわりが始まり、これをきっかけに妊娠が分かった、という人もいるんですよ。


4.妊娠2ヶ月のママが気をつけた方がいいこと

妊娠2ヶ月のママは、どのようなことに気を付ければいいのでしょう。
「いつも通り過ごしてはいけないの?」
と不安を感じている人のために、気を付けるべき3つのことをご紹介します。

①葉酸を摂ろう

赤ちゃんの細胞分裂が盛んにおこなわれている妊娠2ヶ月。
この時期には、葉酸がたくさん必要なんです。
葉酸は赤ちゃんの発育に欠かせない栄養で、特に妊娠初期に多く必要とします。
食事に加え、サプリも上手に活用し、十分な葉酸を摂取しましょう。

②お酒やタバコ、薬に注意

すでに妊娠が判明していたら、お酒やタバコ、薬は控えるのがマスト。
お酒とタバコは妊娠がわかったらすぐにやめましょう。
薬を飲んでいる場合は、産婦人科の医師に確認することが大切です。
処方薬の中には、妊娠しても飲むことができるものもありますが、自己判断はせずにきちんと確認することで、安心して服用できますよ。

③つわりが始まっていたら無理はしない

もしつわりが始まっていたら、食事はもちろん日常生活も無理はしないことです。
休めるときに休み、食事も食べられるものだけを摂るなど、ストレスのたまりにくい生活を心がけるのが大切です。
特に食事は食べられるものが限られることもあるでしょう。
パートナーに相談して、食べたいものを買ってきてもらっても良いですね。

5.まとめ

妊娠2ヶ月は、まだ妊娠していることに気づいていない人も少なくありません。
しかしママが妊娠に気づく前から、お腹の中では赤ちゃんが目まぐるしく発達しているのが妊娠2ヶ月の特徴です。
体の変化もまだ感じられない時期ですが、確実に赤ちゃんは成長していますよ。
少しずつ成長する様子を楽しみながら、マタニティライフを過ごしましょう。

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