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ほぼ週刊ノーザンアルプスヴィンヤード

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毎週、畑の様子やワイナリーでの作業、いろいろ思ってることワイナリーのこれからといままでのまとめ、などなど書いていこうと思います。
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#信濃大町

VINEYARD CREW 新しいかたちのワインコミュニティ

これまでの歩み 第1期・第2期ヴィンヤードクルー はこの2年間ブドウ栽培クラブとして活動してきました。多くのメンバーがワイナリーに足を運んでくださり、ブドウ畑での作業体験を中心に、秋には収穫体験をワイワイと楽しみながら活動しました。 前年までの活動はこちら これまでの課題 「栽培などやってはみたいけど、なかなかワイナリーに足を運ぶ機会がない。」そんな声が頻繁に届くようになり、3年目となる今年から内容を大幅にリニューアルしようと考えました。 ZOOMミーティングや出

15年の感謝と新たな挑戦【ほぼ週ノーザン】

2008年にワインブドウ畑の経営を始め、個人事業主として一歩を踏み出しました。そして2013年には法人設立を果たし、念願のワイナリーを2015年に設立しました。この15年の歳月が経ち、企業の生存率が10年で9割の会社が倒産すると言われる中、皆さまのご協力とお客様の温かい支援のおかげで、この道を歩み続けることができました。 心から感謝申し上げます。これからも一層の努力を重ね、皆さまに喜んでいただける美味しいワインを提供し続けてまいります。 新たな挑戦の幕開け2018年には16

僕のワインストーリー第2話 修行時代【ほぼ週ノーザン】

第1話では叔父が倒れてしまってさあどうしよう。。 というところまででした。 第1話はこちらをどうぞ ブドウ畑の開墾 いざワイン畑を開墾整備し、ブドウ苗を植えるというところで、指導してもらえるはずの叔父が入院してしまいました。自分の全財産貯金の数百万円を投資してしまってるので引くわけにもいきません。 途方に暮れてるわけにもいかず、叔父からブドウ生産組合の方に指導をお願いしたのですが、断られてしまいました。いよいよここで自分のスイッチが入り、自分で全部やると決めました。 病

僕のワインストーリー 第1話「そもそもの始まり」【ほぼ週ノーザン】

そもそもの始まり1999年25歳の時スイミングスクールで働いてた私。ワインの世界で有名になっていた従兄弟のソムリエにワインを飲ましてもらって。それはもうカルチャーショックで自分もその世界に憧れた。 タイユヴァンロブションのソムリエの従兄弟。まぁ絶対に追いつけない存在。ものづくりや職人というものに憧れていた自分は、ソムリエというより造り手になりたいと思った。ワインを造るには?自分の家の畑をブドウ畑に変えてワイナリーを始めるには?自分なりに調べて見積もりを手に入れたが3億円とい

【ほぼ週ノーザン】2022年のワインづくり vol.16

明けましておめでとうございます。2022年が始まりました。2020年からコロナ禍に翻弄され守りの一手。規模を縮小して様子見を余儀なくされました。しかし今年はそうゆっくりもしてられない。いままでのやり方が通用しない。このままではジリ貧。試行錯誤ではありますが新しいチャレンジを行いたいと思っています。 BtoBからDtoCへ今までは酒屋さんへ卸すのがメイン。作ったワインは一般販売店、卸売業者に流通するのが全体の80%以上を占めていました。が、コロナ禍で受注が激減、売り上げが6割

【ほぼ週ノーザン】肩書 vol.15

朝五時。書いてます! おはようございます。ノーザンアルプスヴィンヤード 若林です。 最近、名刺を作り直そうと思ってるのです。いままで肩書は「代表取締役社長」でしたが、硬い。硬すぎる。なにかちがうものいいなと思っていました。 そこでいくつかリストアップしてみました。 WINE GROWER(ブドウ栽培兼ぶどう酒醸造業者) 醸造家 WINEMAKER ヴィニュロン(フランス語でぶどう栽培とワイン醸造を手掛ける人の事) 醸し家 2022年、肩書は「醸し家」になります

【ほぼ週ノーザン】雑談 vol.14

12月になりました。すごく寒くなったり暖かくなたり、体調を崩しやすい時期ですよね。今週のほぼ週ノーザンは雑談です。twitter投稿をいくつかピックアップしていきます。 雪が降った!今年は雪が降るのが早かったです。もう消えちゃいましたが笑。 12月、ホワイトクリスマスになりそうですよ。 現在のブドウ畑はこちら。今は雪が消えてる状態です。 たまちゃん。やんちゃです。たまちゃんは日々、破壊工作にいそしんでいます。 酒類販売管理研修に行ってきた。スケジュールがなかなか合わな