バンドリ!ライブのLVに行ってきた

僕は今年に入ってからRoseliaというバンドを追っかけている。このバンドは「バンドリ! プロジェクト」というアニメやゲームなどを展開しているプロジェクトから生まれたキャラクターの声優が実際に演奏もするバンドである。そしてそのRoseliaが今年2月に行った武道館公演を観に行って以来、ずっとファンを続けている。

そして、そのRoseliaが同じバンドリ内のグループの一つであるRAISE A SUIREN(RAS)の合同ライブ「Raushe und/and Craziness」のライブをするということで、そのライブビューイング(LV)に行ってきた。場所は埼玉県の「ユナイテッド・シネマ浦和」という映画館である。

実は武道館以来国内でやってるRoseliaメインのライブはずっと現地参戦していたのだが、今回初めて現地に行かないことにした。抽選が外れたとかではなく、そもそも申し込んですらいない。その理由としては会場が幕張メッセ4~6ホールだったということである。4~6は行ったことないけど7・8は行ったことあるのでどんな感じかは分かってた。あそこはとにかくハズレ席がひどい。そもそもライブをやるための場所ではないので、見やすさとかそんなものは一切考慮されていない。そしてバンドリイベントの場合、プレミアムシートを買わない限り当たり席がほぼないことは経験上分かってる。それを買わないと決めてる以上はどれだけマシな場所を引き当てるかになってしまう。だったらいっそLVの方が見やすいのではないかというのが今回LVに来た理由である。

今回LVに行くうえで不安だったのが、どれくらい人が来るのだろうということだった。会場が浦和という都会と言えば都会だけど都心じゃないしって場所で、人の入りがどのくらいか全然検討がつかなかった。まあ、そんな心配をしながら行ったわけだけど結果としては全くの杞憂だった。普通に満員だった。今回1次抽選で申し込んだけど、もしかしたら2次抽選だと落ちてた可能性があったのかもしれない。

ライブ自体はまずRASからの登場だった。正直RASはガルパで軽くとラジオCMくらいでしか知らないので、なんとなくで楽しんだ感じだった。セトリに関しては知識が無いのでコメントが全くできない。全体の印象としては観客を巻き込んだ演奏が多かったように感じる。合いの手を入れてほしい場所とかは結構分かりやすく誘導していて、初めての人でも入りやすかった。あとは、RASのパフォーマンスの際にカメラマンがステージの中にいることが気になった。これは少なくとも演奏には関係の無いもので、見様によっては邪魔な存在とも取れる気がするけどRASのファンはどう思っているのだろうか。そんなに気になっていないのかな。そのカメラに対してはDJの紡木さんが結構アピールしていて、それが結構LVでは流されていた。あれが現地のモニターにも映っているのであればパフォーマンスには関係あると言えるかもしれないけど、どうなっているんだろう。もし流れていないとしたら、それはLVで観る分にはありがたいけど現地で観る人たちを若干軽視してるんじゃないかなと思う。

Roseliaは曲数が単独よりも減るし相手がRASというのもあってバラード系はゼロ。とにかく上げていくって感じのセトリだった。個人的には『Ringing Bloom』が聴けたのでよかった。多分やるだろうとは思っていたけど。印象に残っているのは『Determination Symphony』。この曲では紗夜が日菜モデルのギターを使う細かい演出があった。この曲の前振り映像(アニメシーン)からの演奏が一番観客のギアの上がり方が激しかったので、みんな他キャラの絡みとかがあるのが好きなんだなって思った。僕はあまりストーリーとかを重視していないので、『陽だまりロードナイト』とか周りの盛り上がりとのギャップが大きいのがいくつかある。

幕間映像はおとぼけNo.1を決めるテストだった。雰囲気としてはめちゃイケの抜き打ちテストみたいな感じ。やっぱり全体的に若い人たちの方が高得点だったなって思う。現役の頃の記憶が残ってるだろうしね。あとはRaychellさんは結構取りに行った解答をしていたので、真面目にやったらどうだったのかは気になる。それとくどはるが答えた音楽記号「D.C.」。意味にアニメになった作品と書いていて世代を感じた。

アンコールは全員登場で10人でお互いの曲を1曲ずつ演奏。こういうのは合同イベントだからこそで、イベントに参加する理由の一つだよね。あとは『BLACK SHOUT』の出だしのOKで、カメラマンが重なってゆっきーが映らなかったのは、それはダメだろと思った。まあ、そんなこんなで最後は10人でのあいさつでライブは終了した。

今回気になってたことの一つが会場の雰囲気だったのだが、これは現地と比べると間違いなくおとなしかった。必ずしもみんながみんな現地と同じように観るわけではなくて、もちろん現地と同じように立ってペンライトを振ってコールする人もそれなりにいたけれど、座ったままペンライトを振るだけとか、それこそ映画を観るように座って全然声を出さない人もいた。僕は8列目で観ていたのだけれど、そこより前だけで言うと座っている人の方が多数派だった。それより後ろはちらっと見た感じだと立っている人の方が多かった。

LVで実際に見た感想としては雰囲気を感じるならやっぱり現地だなと思った。LVでは正直代替品にすらならなかった(都心とかならまた違ったのかな?)。ただその代わりとして座ったまま観ることができるのはすごく新鮮だった。僕の感覚では家でライブDVDを観るような感じ。それを映画館の大きいスクリーンと椅子で観れるのはとても贅沢な感じだった。あとはすぐ外に出れる。現地だと結構待たされるからね。それはよかった。4000円前後でこれだったらまた来てもいいなと思える。そんな体験だった。

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