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結婚と住民票

しあわせ婚ナビゲーター仲人の舘です。
結婚する場合に必要な書類と言えば婚姻届ですが、婚姻届を提出するときに住民票を用意する必要はあるのでしょうか。
婚姻届の提出により住民票に記載される内容である氏名や世帯主との続柄などが変わる場合がありますが、住民票の提出の必要はありません。
なぜなら、そのような場合でも婚姻届が受理された時点で、自動的に変更後の情報に更新されるからです。
そのため婚姻届を提出する人が住民票を用意したり、特別な手続きをおこなう必要はないというわけです。
ただ住民票は必要ありませんが、2人の戸籍謄本と本人確認書類は準備しておきましょう。
戸籍謄本は本籍地と異なる役所で婚姻届を出す場合に必要で、本人確認書類は婚姻届の提出の際には必ず必要になります。

婚姻届を提出すれば自動的に住民票の内容も更新されますが、入籍と転居を同時に行う場合は、転出、転入届という書類を提出する必要があります。
婚姻と転居は連動しておらず、婚姻届を出したとしても住民票の住所変更は行わないといけないからです。
婚姻届の提出と同時に世帯主を変更したい場合も同様で、異動届の提出が必要になります。
婚姻届を提出する際、基本的に住民票は不要ですが、婚姻届の提出と転居を同時にするケースや世帯主を変更したい場合は、住民票の内容を変更する手続きが必要です。

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