見出し画像

ラーニングパーソンとコンフォートパーソンのバランス


人と関わると、刺激をたくさんくれる人と、安心をたくさんくれる人の両方に出会うと思う。

どちらも素敵な人間関係だと思うし、あった方がよいんだろうなと思う。

わたしが最近思うのは、その両方と関わり続けられる状態であることが、大事なんじゃないかということである。

つまり、バランスである。

(ラーニングゾーンとコンフォートゾーンみたいなものだな、というかそのものだな、と思う。)


自分が生活する中で、常日頃時間を共にするのは、安心をくれる人がいいんじゃないかと思う。いや、ずっと安心していたらいいというわけではないので、なんていえばいいか言葉に迷うが、安心をくれる人とは定期的に関われる状態がよいのだと思う。

そして、もう一方の刺激をたくさんくれる人との関係は、あまりに密接(生活を共にするくらい)の関係になると、刺激過多になってしまう恐れとある、なんて思う。

刺激が一番程よい成長剤(ある種の起爆剤)になってくれるのは、頻度が重要である。あまりにズブズブだと、刺激も刺激で無くなってしまう。受け手が麻痺してしまうのだ。


ここで注意しておきたいのが、けっして、刺激を否定して、安心を肯定したいわけではない。その逆も然りだ。


ただ私自身が、この私の性格で、いろんな人と生活する中で、自分にはこれが合っているかもしれない、と仮説立てたものに過ぎない。

どのバランスが合っているかは、人によって違うと思う。


何で変わるかというと、自分が自分に対して、安心と刺激のどちらを与えることが多いタイプかなんじゃないかな、と勝手に推測している。

自分で自分を甘やかすタイプの人は、刺激をくれる人と関わったら成長できそうだし、自分で自分を叱咤激励(時には苦しめてしまうほどに)する人は、安心をくれる人と関わったら、心を壊さずにすみそうだ。


対人関係のバランスだけじゃない。自分の中にいるパーソナリティも加味した上での、バランスだと思う。

そして、刺激をたくさんくれる人も、安心をたくさんくれる人も、どちらの存在も貴重でありがたい。感謝を持って接していくべきである。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?