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名前のこと

最近家庭の事情で名前を変えたので、思ったことを記録しておきたい

まずは、名前とは「呪術的な日用品」である、ということ

弊社では戸籍上の名前が変わった時点で、以前の名前を通名使用するかどうか選べるんですが、もちろん通名使用している
その結果、毎日会社では以前通りの名前で呼ばれているし、なんなら1日に20回くらい名乗っている
名乗るたびに、呼ばれるたびに、「うん、これが自分の名前だな」と思う

名前というのは誰かに名乗ること、誰かから呼ばれることで強度が増していくのだと思う
「真名」をしられてはいけない、ということの意味が少し分かった気がする

そして、もちろん病院に行くと戸籍上の名前を呼ばれる
まあ、これもそんなに違和感がない
よく、猫が自分の名前を「かわいい」だと思っている、みたいな話があるけど、こんな気持ちなのではないだろうか
「あ、それも私の名前なのね。おっけー」みたいな
捨て犬が拾われて新しい名前を付けられたときも、こんな気持ちなのかもしれない

手続き上のこととしては、戸籍が出来上がるまで数日かかり、その後住民票にも反映されるので、新しい名前の載った住民票を入手してから、まずは免許証を書き換えました
裏面に新しい名前を記載してくれるので、表面は従来通り
これを持って銀行の窓口にいって、取り敢えず給与口座を名義変更した
それ以外のことは、まだ何もしていない
電気もガスも水道もインターネットも、給与以外の銀行口座も保険も、全部名義変更していない
面倒だから

家の更新のタイミングだったので、管理会社には言いました
なんで火災保険の名義変更しといてくれないのかなー

なこからは以上です

おもに日々の角ハイボール(濃い目)代の足しになります