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他人の厚意を自分のために使うことについて、あるいは個人的な呪詛 #グルコミ

ことの顛末を簡単に述べますと、某同人誌即売会になこの知人から生ハムを切るための台座をお貸ししたら一年くらい返却されてなかったことが一年後に発覚しました。ご本人からのメールで。

事務局から直接宅配便で送るって言うから、住所とか伝えてたんですけど。
なんなの。
借りたものは返そうぜ。
なこの知人っていっても、学生時代のバイト先の親会社の取引先みたいな人だからさ。そんなに親しくもないのよ。
一年返されてないっていうのをメールで知ったのがよりによって誕生日当日で、おいしいご飯食べたし寝るかって思ってたらうきうき気分ぶち壊しですよね。

なこのうきうき気分もさることながら、そういう形でオタクじゃない人がネガティブな形で同人誌即売会に関わることで、これだからオタクはとか素人はとかアマチュアだからなとか思われるのも嫌ですよね。
そういうことが積み重なって、会場とか借りれなくなっていくんだろうなとも思う。

同人活動してると、厚意や友情で助けたり助けられたりすることも多いけど、他人の厚意は行動や金品だけじゃなくて、例えば時間や労力や人脈や、色んなものを使ってもらってるというか、無料で提供してもらうものはむしろそういうものの方が多いので、見えないものの重みがわかる人以外は他人の厚意っていうものにむやみに手を出さない方がいいよって思った。そういうのってなんか麻薬的なところもあるしね。
そしてそういう遺恨みたいなのって余程きちんと謝罪や後処理しないとずっと残るし、そういうのが蓄積すると個人でも団体でも活動しにくくなるから。
そして、今回については既に謝罪とか後処理とかいうレベルをぶっちぎってる。一年だしな。もう後は金で解決するか土下座するかしかないだろ。と、個人的な感覚ですが。
そして、ぶっちぎるようなタイプの人は、謝罪の必要性を感じないんだと思うよ。今までの経験からするとね。
自分より下の人間からの信用なんて泥水みたいなもんで、ちんけなプライド削ったり懐痛めたりしてまで回復する価値とかないんだろうね。

今回について、貸していただいた方にも大変ご迷惑だし、なこだってサークル参加当日の朝に早めに出てその人のお家までいって借りてきたりしたわけです。
サークル参加する人ならわかると思うけど、当日の朝って忙しいよね。
設営もあるし、作ろうと思えばペーパーやコピー本だって、その時間があれば作れるんだよ。
なんか、そういうところに想像力が及ばないのは嫌だなあと思いました。
なこが知人にご迷惑をかけて、それで嫌な思いをして、その人も嫌な思いをして、っていう、感情的なところも含めて。

ちやほやされてるうちが花ですよね。

おもに日々の角ハイボール(濃い目)代の足しになります