20220822 帰宅したら荷物を開ける

こんばんは。
帰りの電車の中。

先輩が夏休みなので、自分の案件が動かなくてもやることがあるし残業も発生する。

今日はストレス値は大したことなかったけど、純粋に月曜日だから疲れたな。

そして昨日の夜から薄々勘づいてはいたけど、肋間神経痛、再来。右胸脇がいっってぇ〜〜の。ふいに。


フルートバッグ、やっぱりNAHOKは売るなりなんなりして、おとなしくAerを使おうかなあとまた考えている。
今日はほぼ吹かないだろうなとは思いながら持ち歩く日というのがある。本と一緒で、とりあえず鞄に入れておくことで今日の自分の未来に選択肢を与える。この時、例えば本なら、結局1ページも読まなかったとしても、自分を責める必要はない(責めたくなるので言っている)。だって私は未来の自分に可能性を提示しただけだから。

しかしこれがフルートになると、荷物としてのボリュームに比例して、自ずと「その未来を踏まなかった自分」へのマイナス感情は大きくなる。

それで高級専用バッグに入れて歩いていた日には、目も当てられない。
冷静になって立ち返れば、そこには「アマチュア演奏家とかでもなく趣味でやってるだけで、吹かないことの方が多いのに楽器の入ったNAHOKのリュックで通勤してる奴」がいるだけだ。
プロ奏者だって結構みんな適当な運び方(←)してるのに。

誰が為かという釈明をするなら、中学生でちょっとフルートを習っていたときに、先生に「楽器は精密機器だ」「揺らすな」「縦にするな」等々、口を酸っぱくして言われていた。そして、その言いつけをしっかり守っていた。
楽器は精密機器、という思想がだいぶ強いまま育ち、何年か前に衝動買いしたアコースティックギター(万年ビギナー)のためにも、2万円くらいするケースを買った。ほぼ部屋から出さないのにね。

情報化社会のおかげで、いまはプロもビギナーも、どんな人がどんなふうに楽器を扱ってるのかをスマホで知ることができる。
それで私は、ギターもフルートも、世間一般の3倍くらい過保護な殻を探しているなと気付いた。

まあ、大事な楽器を過保護に扱うことは全然悪いことではないのだけど。

分相応不相応とか他者の評価を気にして好きなものを使えないより、何を思われようが自分の好きなものを使うのも、全然悪いことじゃないのだけど。

ないのだけど、いまの自分にNAHOKのリュックデイリーユースは、荷が重すぎたのかもしれない……。

昨日は内側にいた東京タワーを、今日は外側から見ながら、そのあたりの自意識について思いを馳せようか。

Good Night.

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