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今年の漢字2023

毎年決めている自分の1年間を表す漢字一文字。
今年は40を迎え、「不惑」となりましたが、私にとっての今年の漢字は、

です。

息子が無事に2歳となり、昨年度復帰した仕事も順調で、年末の職場の忘年会では「職場の学級委員になってほしい人」ベスト3をありがたくいただきました。月に1度は急なお休みを頂いており、定時+1時間程度で退勤をしている中でも、自分の仕事を認めて頂いたような気持ちで嬉しかったです。ですが、職場においての職務を全うする以外に、すでに足を踏み入れてしまった自分のキャリアアップに向けた研修に四苦八苦したり、息子のこれからの人生において母親としてどう向き合っていくかを考えたり、そんな中でつい夫の優先順位を下げている自分に気づいたりと、家族と今の仕事とこれからのキャリアのバランスをどう取るのか、迷いながらも答えの出ない中でとにかくベストを尽くす、そんな1年でした。

それと同時に、今年は自分がずっと取り組んでいる手仕事に関しても、紡ぎやシュタイナー教育等、新しい分野との出会いがあり、物理的な時間と自分がやりたいこととのバランスが崩れて、ご迷惑をおかけすることがあったり、思うようにいかなかったりすることが多くありました。私は一体何足の草鞋を履いているのだろうか。そんな風に思い続けながらとにかく走り続けました。

それはまさしく、「迷走」

明確なゴールに向けて走るのではなく、自分の欲望のままに、あれも欲しいこれも欲しいと行ったり来たりする走り。
2つの道の前でどちらに行こうと立ち止まって迷うのではなく、とにかくこっちの道を進んでみよう、だめだったら違う方に進んでみようと、やみくもに進み続ける走り。
走っているときは正直苦しかったです。
すべてを投げ出して毎日10時間近く寝ていたときもありました。

だけど、この1年迷走を続けて今、とにかくがむしゃらに走り続けてきたからこそ見えてきたものがあるような気がします。
自分が本当に大切にしたいことは何なのか。
やりたいことは何なのか。
何のために限られた時間を使いたいのか。
少し整理をすることができました。

それでもきっと来年も、自分のキャパシティを超えて挑戦していくような気はしているのですが、今年よりはもう少し整理した形になるのではないか、そんな予感がします。

「不惑」の前の最後の「迷走」。
今年がそんな1年であったことを祈って、「迷」を今年の漢字とさせていただきます。


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