ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語 レビュー(シアーシャ・ローナンの魅力全開)

緊急事態宣言開け1本目は本作となりました。

「レディ・バード」のグレタ・ガーウィグ、シアーシャ・ローナン、ティモシー・シャラメが再集結ということで期待して観にいきました。
エマ・ワトソン、さらにローラ・ダーン、メリル・ストリープといったオスカー俳優も出演の豪華キャストです。

ちなみに若草物語は小説を読んだこともなければ、過去の映画作も観たことありませんでした。

感想ですが、素晴らしかったです。
元々出演陣が好きだというのもあったかもしれませんが、面白かったですし、グッときて、キュンとして、微笑ましくて美しい。
そんな印象でした。

まず、作品を通じて美しいです。
衣装、ロケーション、音楽、出演者を含めた作品の世界観が美しいなと感じました。

次に、話がしっかり立っている。
主役のジョーの話がもちろんメインなのですが、サイドストーリーとして描かれていた3人の姉妹の話もそれぞれちゃんと完結してて飽きずに観れました。
特にベスの話がもう…グッときちゃいました。

最後に、シアーシャ・ローナン。
強いけどもろさもあるという役をやらせたら相変わらずピカイチでした。
彼女のエモーショナルな演技は惹きつけるものがありますよね。
彼女ありきの作品であることは間違いないです。

あとは、ティモシー・シャラメのチャラチャラ感(本当は一途?)、ローラ・ダーンの包容力、メリル・ストリープのツンデレ感も存在感抜群で良い味出してました。

結末もハッピーエンドと見せかけて史実に忠実にバッサリいくという清々しさ(笑)

観てて気持ち良い作品でした。

唯一うーんとなったのはすれ違いの恋。
タイミング大事(笑)

そんな感じで非常に素晴らしい作品でした。

気になった方は是非劇場で!

以上、「ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語」レビューでした。

95点。

緊急事態宣言前同様まったく密じゃなかったです(笑)
マスクという通行手形は必要でしたが。

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