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りんご就農の記録

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りんご就農して考えたことなど
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【後編】りんごとのこれから〜新規就農して考えた「青森りんご」のアイデンティティのこと

前編、中編は公開中です。こちらをご覧ください。 では、第3部に移ります。「青森りんご」について考えてみました。 青森のりんごの歴史を考えると、こんな感じかなと思います。本来相入れないはずの「質」と「量」を人の技術や熱い想い、販売戦略など、いろんな手法でカバーし、この2つを支えてきたという感じかなと捉えています。 一方、ごく最近の青森りんごのトレンドは何か。私も先日、車座ミーティングみたいなものに参加したのですが、「りんごと健康」をピックアップしていきたいようです。個人的に

【中編】りんごとのこれから〜新規就農して考えた「青森りんご」のアイデンティティのこと

前編は公開中です。こちらをご覧ください。 ということで、第2部のりんごで会社を起こしてみて感じたことについて次にお話ししていきたいと思います。 まずは会社概要です。よく聞かれるのがこのRidunという名前。読み方がリドゥンではなくリズンなんですね。わかりにくいのでやめときゃよかったなぁと反省しています笑 どういう意味かというと、Rは「りんご」のローマ字の頭文字。後ろのidunについては、北欧とかそっちのほうの女神さまのお名前です。りんごの女神さまだそうです。りんご産業は男

【前編】りんごとのこれから〜新規就農して考えた「青森りんご」のアイデンティティのこと

みなさんこんにちは。永井温子と言います。青森県弘前市でりんご畑を運営しています。今日は私が畑にいないので、スタッフの皆さんは、まったりめに仕事をしているんじゃないかと思います。ちなみに私が畑にいるときは、休憩を切り上げようとしているスタッフさんに対し、「え、もう休憩おわりですか?」と言うなど、余計にまったりになるので仕事が進まないような状況だったりします。 ということで、本日は「りんごとのこれから」と題し、私が抱えている悩みをみなさんへお伝えし、みなさんに答えを出していただ