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鏡の国、解散

言葉にした途端あったことが、
思ったことがなったものが全部平面に、
夢に、なってしまうその瞬間が病的に好きで、
病的な快楽を求めて食い散らかすかのように
言葉を当てはめてた。そうすることでワタシは、地に足つけて生きることをやめていたの。

そうじゃなきゃいけないなんて、
誰も言わなかったから。
ずっとまぼろしでいい、ワタシに実体は無い。
そうでなければいけない。

その考え方は腐りきっていて、
あっちから見れば本当に汚れきった根性。
ワタシが自分のことを汚い人間だって思っている理由の、ひとつ。
体がバラバラになっても、
過程を語ることが出来ればゆめのように、
ないものになれると思っている。怒らないで。
きったないのは知ってる。

そういうことで、
ラブレターを書く気は今後一切ない。
精々感想くらい。

このクソくだらない長い文章も、
きれいなワタシはたった7文字で表現出来る。
ちょっとだけ、汚いことをやめたい。

全部知って欲しくて、
その全部が限りなく美しかったら、
自己満だけどとても。その方がきっといい。

あなた、貴方なんてきれいな代名詞の言葉は、
意外にも現実を突きつける。明確な意志がある、おそらく100パーセント反射の言葉。

それはあなただけの現実。
私ですら知る由もない、あなただけの現実。
そりゃ当たり前よ。

他人の現実をもろに食らって、私が今までどこに住んでいたのかよくわかった気がした。
多分、鏡の国。
ワタシを見つめる私を、私が見つめ返していただけ。
だから自己暗示が得意だったの!ワタシ。
じゃなきゃこんな大胆にできなかった。
だって鏡に写った自分が嫌な自分だったら
それってすごく嫌じゃない!
私は私のために、ワタシを作ってやってた。

そしておそらく、みんながそう。
隙間から漏れた誰かの本音は、恐れなければいけない。そうするとあなたも怖い。
その感覚をもう少し大事にしたい。
そう思った一日でした。

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