秘密のかたち

心の瓦解がはっきりと、手に取るように分かる。

ワタシは不器用で、感情をひとつしか扱えない。ならばと、できるだけ自然な感情を選んで、
自然にラクに生きてみようとする。

嬉しいときは嬉しい！と言い、
悲しいときは悲しい！と言う。

それは時に苦しみであり、他でもない私を圧迫し、
素直な心はすぐにどっか行っちゃう。
素直な気持ちはすぐに終わる。

自分の内情、気持ちですら素直になれてないのだ。
こんな自分がまっすぐだなんて
無邪気で滑稽だなんて
言われちゃいけないのだ。

ワタシの本当の感情はきっと、いつの間にか、
生きる上で景色に譲渡してしまったのだ。

それはそうと、そんなこんなで、
言葉にしたいことがどんどん増える。
増えては消え、思い出し、スペースを圧迫する。
胸がいっぱいだ。
いっぱいなのに崩れそうだ。

最近、言葉はそれ以上昇華できないと思った。
言葉は言葉だ。
絵にも音にもならないし、できない。
絵には絵の言語があり、
音楽には音楽の言語があるように。

書かなきゃな〜めんどくさいなでもね、
結局ワタシだから。