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【百鬼異聞録】松入り自傷【デッキ解説】

百鬼異聞録のデッキ解説記事になります。どんなTCGでも安くて速くてそこそこ強いデッキが好きなので、百鬼異聞録でも前寄りのアグロばかり使っています。今回もそんなデッキを紹介します。

全部読むのは面倒だよ、という方は画像と太字になっている所だけ読めば概要は掴めます。

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(先シーズンこのデッキで16連勝できました。)


「松入り自傷」カード一覧

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SSR不要!作りやすい!


デッキコンセプト

彼岸花の幻境「火照りの道」を置けた時の自傷アグロは強い→ならば松の誘引で確定サーチしてしまおう。というデッキです。


マリガン基準

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最優先は「日照りの道」次に「松のレベル1カード」、最後に「その他レベル1カード」です。

レベル1カードはなんぼあってもいいですからね。初手のレベル1カード1枚毎に勝率が約20%ずつ上がります。マリガン後にレベル1カードが1枚もなければ確定ボタンを押した流れで投了しても構いません。回転が速いところもこのデッキの良いところですね。


デッキの動かし方

1.「火照りの道」を立てます。

2.レベル1カードに瞬発が付くのでカードをガンガン使って毎ターン顔を殴ります。

3.ハンドが切れる前に30点削り切ります。ハンド切れが先の場合は諦めましょう。十分に削りきれていない状態でレベル3までもつれ込んだ時、取れる選択肢は二つで、大人しく投了するか、「人形使い」を握りながら相手のイケオジが相手の体力と同じ攻撃力の「織雪」を立ててくれる事を神に祈るかです。


コンボ・シナジー

「火照りの道」+「覆土の術」

「日照りの道」の瞬発を与える効果は相手のターンでも有効なため、鬼火0でも「覆土の術」が発動します。かなり意表を突けるため、次のターン戦闘区域が空く可能性が高いです。相手がカード効果確認のためかしばらくフリーズしてそのまま投了勝ちという試合も何度かありました。実際のダメージ以上にメンタルを削るコンボです。

「火照りの道」+「人形使い」

「人形使い」を瞬発で使えるため松の戦闘カード込みで相手式神の攻撃を2回分顔に入れられます。「人形使い」が見えていない状態から2回分なので相手の被リーサル計算を欺くことができます。


各カードの採用理由

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「文章技術」:「火照りの道」誘引、待機区域のシステム式神メタ、召喚物メタ、戦闘区域に居座るファッティを退かす。

「人形使い」:「火照りの道」誘引、ファッティに相手の顔を殴らせる。

「綺麗」「弦を弾く」:戦闘区域と待機区域を同時に処理できる。攻撃力が低いデッキに対しては大嶽丸と阿修羅の攻撃札の誘引に使う。


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「火照りの道」:全てのレベル1カードに瞬発と自傷を付与するチートカード。ハンド切れよりも先に試合を終わらせればええんやろ?と語りかけてくる。彼岸花が生存していれば最大8点分のバーンにもなるのでできる限り彼岸花を生かしておく。

「血華散」:ドローソース兼、阿修羅と「死の花」の打点調整用。地味にバーンも出来るので幻境破壊にも。

「花開彼岸」:いきなり走ってきて7点出すお姉さん。その上自傷もできる。ただしアグロ相手に出すと自分が死ぬ。

「死の花」:戦闘区域を空ける筆頭カード、中盤以降ほとんどのカードをこれ一枚で抜ける。


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「闇の子」:言わずもがな彼岸花や「火照りの道」との相性は抜群。擬似回復としても。

「浴血」:「火照りの道」下では瞬発と自傷が付くのでとても強い。読み方が分からないのでアヴィーチーと呼んでいる。

「征伐」:阿修羅の体力を減らさずに前に出せる。

「覚醒阿修羅」:戦闘区域の体力が3点以下の時に使用。相手のターンでも自傷できれば永続で攻撃力が上がる様になる。

入替候補「破淵」:試してみたいのですが一枚も持っておりません…誰か試してみて下さい。


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「麓鳴・穿」:戦闘区域が空いていれば通常攻撃込みで9点入れられる。自分が後攻で相手が戦闘区域に立たせずにターンを終えそうな構成の場合は優先してマリガンで残す。体力1で残った相手に使っても貫通でダメージを通す。

「覆土の術」:先述のとおり、相手ターンでも瞬発を持つので非常に強い。マリガンでのキープ優先度高。

「麓鳴・襲」:先に勾玉を付けるので戦闘区域が空いていれば10点出せる。無敵が付いても盾の2点は削られる(戦闘ダメージを無効化する。とは?)

「麓鳴・轟」:松の誘引のためレベル2までの戦闘カード割合を高める目的で、消去法で採用された悲しきカード。最終盤稀に仕事をする。

入替候補:そもそも大嶽丸自体が自由枠です。使ってみてもっと適任の式神がいたら教えて欲しいです。


このデッキあるいはアグロデッキ全般を使う上での心構え

・相手の勝ちパターンを潰すより、常に自分の勝ちパターンを押し付けましょう。相手の重要式神を落とすよりも戦闘区域を如何に空けるかを優先すること。

・警戒して消極的な判断をしない。相手が誘発カードを持っていたら…次のターンで回復されたら…と考えることはもちろん無駄ではありませんが、かも知れない運転でリーサルを逃すくらいなら、飛び出してきた妖怪を轢いてでもリーサルを狙いましょう。

・一試合の勝ち負けにこだわりすぎない。同じ時間プレイする場合、一試合10分以上かかる勝率7割のデッキより、5分で終わる勝率6割のデッキの方が、勝ち越し数は多くなります。安定した勝ちは見込めませんが、場数を踏むことで環境を把握しやすいメリットがあります。


最後に

SSR0枚で組めるデッキなのでどうか使ってみてください。(そして「破淵」の使い心地、大嶽丸の入れ替え候補があればお教え頂きたいです。)

この解説を書くきっかけを下さったサマリウム様(@hotaru_kusa)と、ここまで読んでくださった皆様に感謝します。ありがとうございました。百鬼異聞録がもっと流行りますように!

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