見出し画像

癒しを求めて

湯の坪街道にでる。
由布院駅をまっすぐ行ったらすぐに着く。
いくら方向音痴の私でも、いくらなんでも、無事にたどり着くことができた。
それくらいまっすぐ行ったところにある。
ここには2、3年前にも行ったことがある。
その時の記憶がまだ頭の片隅にあったようで、でも、ずいぶん変わったように思える。
コロナのせいでどざしてしまっているお店もチラホラ見かけた。
コロナマエニモドリタイ。
人は思ったよりいた。
どんぐりの森に寄ることは決まっていた。
できることならこのお店ごと、私の部屋の棚に閉じ込めたい。
そんなことできるはずもないから、野口くんを生贄に一部を切り取らせてもらった。
それからしばらく道なりを進んで、視線を右に動かすと、インスタで見つけたスイーツを発見。
チョコレートモンブランドラ焼キ。
青い猫型ロボットが鳴いて喜びそうな贅沢な代物。
850円という値段に、流石に見合うくらい結構な多きさに食べ切れるか?と思った私に、3分後の私が大丈夫と教えてくれる。
美味。
今度は豆柴カフェなるものに行く。
見渡す限りイッヌ、イッヌ、イッヌ。
ピンと立った耳、モフモフの毛並み、クルンと巻いた尻尾、そのどれもが1人で来た孤独を癒してくれた。
だけどイッヌがどこかに行ってしまうと、今度は独りぼっちが強調されて虚しくなる。
今度はドックフードの匂いでも仕込んで行くか。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?