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グレートウェーブ

ちょっと北斎を見に太宰府へ。
と言っても北斎展は2回目。1回目は4/7。
世界で最も有名な日本画である神奈川沖浪裏を見に行った。
やっぱり本物は迫力が、と思ったけど、これは刷物だから正直まぁ、これだよねって印象。
そしてこの時は美容室の予約があって
1時間弱しか見れなかったもんだから、急足でささっと視界に入れた。
その時のリベンジと言っても過言じゃない今日は後半戦。
神奈川沖浪裏は凱風快晴に変わってた。
音声ガイドをつけて今日はゆっくりと北斎を堪能する。
両耳から聞こえる心地のいい解説のおかげで、私の脳みそのシワが深く刻まれる。
それにしても北斎は歳を取れば取るほど絵が上達しているように思える。
若い時でさえ上手かったのに、
70代、80代の方が絵の中の登場人物の表情や、構図、空気感が抜群。
展示の最後にあった鳳凰図や龍図は圧巻の一言。
本人も言ってたけど、もしあと数年北斎が生きていたら、
人類はこの画狂老人卍に2度と勝てなかったかもしれない。
グレートウェーブ、北斎よ。永遠に。

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