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あばれるくんの精神
自分の意見が絶対正しい!
なんて人と対峙すると疲れる。
貴方はどうだろう?
少なくともちょっと前までの私は、「は?こいつやば」と苦笑いしつつ、すぐに心のシャッターを閉めていた。
ただ、最近の私はちょっと違う。
その人の絶対的杓子を押し付けられたら、一度は同意しつつ「あなたはそう思うのね、私はそうは思わないけど」と心の中で唱える。
これを私はあばれるくんの精神と呼んでいる。
(彼のネタの中に「自分はそうは思いません!」というセリフがあったから、そこから頂戴した)
そして、あとはそのままほっとく。
その人にはその人の考えを突き通させて、自分も自分の考えややり方を突き通させてもらう。
それでまた何か言ってきたら「あーそうですか」と聞いといて、何も変えない。
所謂面従腹背ってやつ。
その人と自分が平行線でも、ねじれの位置にあっても、もうそれは、どうでもいい。
そういう世界を生きてる人ってだけで片付く。
ただこの思考に至るにはある程度時間が必要だし、訓練が必要だ。
私も分かった気でいるようにこんなことを書いているけど、この考えができるようになったのなんてここ最近だし、なんならまだ出来ない時だってザラにある。
イラっとする。
でもその度に癖づける。
「あーそうなんですね(でも私はそうは思わないけど)」
これが癖づいてから、前よりちょっとだけ生き方が楽になった。
評価軸を他人じゃなくて、自分に置いてるから他人の目が徐々に徐々に気にならなくなってきて、余裕が生まれる。
余裕が生まれると、相手の意見に対しての反発心が薄まっていく。
すると、無駄な衝突がなくなっていく。
もちろん社会人としてある程度は協力をしていかなければならないし、独りよがりではいけない。
だけど、否、だからこそ、自分を孤立させないためにブレーキとしてこの言葉を使う。
「あなたはそう思っても、私はそうは思わないから」
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