【とある科学の超電磁砲S】井口裕子 - Stand Still

総人口230万人。異能者を集めた学園都市の中でその頂点、僅か7人しかいないレベル5(超能力者)の第3位・御坂美琴。ちょっとした有名人だが、軍事利用しようとする暗部組織には「絶対能力進化(レベル6シフト)計画」があった。それは、御坂美琴の細胞からコピーを2万体製造し、それら全員を同じくレベル5(超能力者)の第1位・一方通行(アクセラレータ)に虐殺させるというトンデモないものだった。全員を殺害出来た時、一方通行はレベル6(絶対能力者)となる。

ただですら無敵なのに、更なる高みを目指そうとするこの悪党に美琴は挑むが、3位と1位の間には、単なる努力では埋められない差が。更に、実験により毎日殺されていくコピー体「御坂妹(シスターズ)」。自分のせいで、増える犠牲者に心を痛める彼女は、遂に死を覚悟するが、そこをレベル0(無能力者)の上条当麻に止められる。少しネタを明かしてしまうと、上条の右手には「どんな異能も無効化できる幻想殺し(イマジンブレイカー)」がある。そのおかげと、元々素手でのケンカは強かったので、一方通行に勝ってしまうのだ。まさに正義のヒーロー!
(2017年)

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