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Jリーグクラブの収益を偏差値にしました

こんばんは。昨日はスーパーカップを観戦するため国立競技場まで行きました。その話題は別の記事で書くとして、Jリーグ各クラブの営業収益を偏差値にしました。なお、この記事は以前Twitterにアップしたものの追記となります。

開示資料をもとに計算

Jリーグは各クラブの年度ごとの決算を公式サイトで開示しています。その開示情報を基に、J1~J3の57クラブ(当時)の2021年度営業収益(売上高)を偏差値にしました。

計算にあたってはJ1からJ3までのPDFデータをフリーソフトでExcelに変換してマージ。以下、全57クラブ(当時)の偏差値を降順で表示します。

収益偏差値2021

川崎F 76
浦和 75
鹿島 74
神戸 72
名古屋 71
横浜FM 66
G大阪 66
FC東京 64
清水 62
柏 59
C大阪 58
広島 57
札幌 56
大宮 55
磐田 55
徳島 53
横浜FC 52
千葉 51
鳥栖 50
京都 50
新潟 50
湘南 50
福岡 50
仙台 50
大分 50
長崎 49
松本 49
山形 48
東京V 48
岡山 47
町田 46
甲府 45
北九州 44
山口 44
栃木 44
今治 43
愛媛 43
水戸 43
相模原 43
秋田 43
金沢 42
岐阜 42
長野 42
鹿児島 42
琉球 42
群馬 42
富山 42
岩手 42
熊本 41
讃岐 41
鳥取 40
福島 40
沼津 40
藤枝 40
八戸 40
宮崎 40
YS横浜 40

数値から読み取れるもの①

・偏差値の上位にはJ1の強豪クラブが名を連ねています
・J2で親会社のあるクラブは偏差値が高い傾向にあります

・全体で最も高かったのは川崎
・J2で偏差値が最も高かったのは大宮、その次が磐田
・J3で偏差値が最も高かったのは今治、その次が岐阜

数値から読み取れるもの②

+2σ⇒川崎、浦和、鹿島、神戸、名古屋
+1σ⇒横浜FM、G大阪、FC東京、清水
偏差値50⇒鳥栖、京都、新潟、湘南、福岡、仙台、大分
-1σ⇒鳥取、福島、沼津、藤枝、八戸、宮崎、YS横浜

※同一偏差値の場合、少数以下の数字から多い順に記載

数値から読み取れるもの③

最大値:69億8200万円(川崎)
最小値:2億5200万円(YS横浜)
平均値:21億7500万円
中央値:17億5500万円(東京V)

【計算方法】
・偏差値の計算式:((クラブ収益-全体平均)/標準偏差)*10+50
・n=57であることから母集団とみなし関数は[STDEV.P]を使用

甲府の立ち位置

・偏差値45で全57クラブ中32番目
・J2では全22クラブ中12番目
・偏差値45に近いのは町田、北九州、山口、栃木など

この収益レベルでJ2に残留して、かつ天皇杯で優勝できたのは快挙と言えます。とはいえ山梨県の人口が東京都世田谷区よりも少ない現状では、将来的なクラブ運営が厳しくなることも想定されます。

最後に、この計算に関しては慎重を期しておりますが、間違いがある場合はお声がけください。個々のクラブの偏差値がクラブの価値と直結しないことをご理解いただければ幸いです。



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