見出し画像

女子トークの話

今日は、女子トークの話、をしたいと思います。
女に生まれた以上、女子トークは欠かせないコミニケーションツールです。
では女子トークとは何でしょう?どんな特徴があるのでしょうか。

例えば女子2人の会話。
Aさんが「この間、すごく美味しいと評判の和食の店に並んでランチを食べに行ったんだけどね、店員さんがオーダ間違っちゃって、違うのが来ちゃった」と話し出すとします。
BさんはAさんの話に相槌をうちながら、同情的な表情をします。
そして話の最後まで来て「へぇーそうだったんだ」と言った後、「そういえば私もね、、、」と続けて話し出します。
これで1ターンが終わりです。

Bさんが話す次の話の内容はAさんの話と全く関係なくても構いません。
今度、AさんはBさんの話に相槌をうちながら、次に自分のエピソードを話すタイミングを計ります。
バリエーションとして「それっていつのこと?その店はどこにあるの?」と質問しますが、「その日私はどうしてた、、、」とか「私の知っている店はね、、、」と続きますので、質問はあくまでも自分の話に持っていく呼び水に過ぎません。
そこに本当の質問や答えはありません。

そう、女子トークにはアドバイスはご法度です。
もう話している段階では終わっていて、どうしたいか分かっているのですから、振り返ったアドバイスは余計な一言です。
ランチをして、場所を変えて、お茶をして3時間。お互いにスッキリして別れる時は相手が何を話したのかなんてさっぱり思い出せません。
でもいいんです。それが女子トークの掟なのです。
楽しいような虚しいような、、、親密なような希薄な関係。
何かモヤモヤします。

そこで私は以前、ハーフ&ハーフトークという企画をしました。
相手が喋る間は黙って聞くだけ。そして交代して相手が話したのと同じ時間だけ自分がしゃべるというものです。
平等に半分ずつ聞く、話すということをするだけですが、これ短い時間でもお互いを深く知ることができます。

いつ自分の話を切り出そうか、又は話を奪われないようにという駆け引きに気を取られない分、スペースが広がり、リラックスできるからです。
思わぬ共通点が見つかって、会話をしていなくても繋がれるんです。
このハーフ&ハーフトーク面白いのでぜひやってみてください。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

(音声配信アプリstand.fm「朗読&トーク たまdiary」)https://stand.fm/channels/5f85c72237dc4cc7e19bf21b

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?