今後の刊行予定です

今後の刊行予定です.2019年に東方書店から刊行した『三国志の考古学』の姉妹篇『周縁の三国志』が書き上がりました.今後の作業が順調に進めば,今年度末には東方書店から刊行できると思います.またその執筆の過程で新たな気づきがいくつかあったので,これらについて,既発表の動向,書評,紹介などとともに一書にして,『三国志拾遺 補――東アジア・石刻ほか』というタイトル(仮題)で『周縁の三国志』の刊行と同時にこのサイトでPDFを刊行します.100頁強の予定です.さらに2020年,コロナの感染拡大期に一年かけてまとめた『塼画墓・壁画墓と河西社会』も,放置してあった完成原稿に手直しを加えて,来年前半期には汲古書院から汲古選書の一冊に加えていただき,刊行できることになりました.当初の予定では,西北出土文献研究の第一として『〈五胡〉時代の文書と元号』を年内に本サイトにPDFでアップするつもりだったのですが,以上のような事情で,こちらはもう少しお時間をいただきたいと思います.

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