🇲🇾入国審査から予約方法まで詳細解説、海外釣り遠征マニュアルinマレーシア🇲🇾2024/05🎣

2024年6月12日 21:37

はじめに。

今回訪れたのはマレーシア、クアラルンプール近郊エリア、治安も比較的良く、気軽に中型から大型の魚が釣れるfishing pondが沢山あり、海外釣行の定番ターゲットであるバラマンディ、ピーコックバス、トーマンや大型のメコンオオナマズ、グルーパー、レッドテールキャットフィッシュなどを格安で狙うことができる、釣り人として一度行ってみたい場所であった。

海外釣行は下準備と段取りが大変、行ってみたいけど何から手をつけて良いか分からない。

そんな初めての方でも分かる様に入国に必要な書類から航空券、ホテルの予約方法、通信手段、移動手段、おすすめのfishing pondと推奨タックル、現地ガイドとの連絡方法など、この記事一つで海外釣行が可能になれるように予備知識多めの情報を記載します。

※この記事に記載されている内容は2024/05に筆者が経験した事に基づき編集されています。現在は入国審査に必要な書類など変更されている場合がありますので、必ず各自、大使館などから最新の情報を調べてから渡航して下さい。

①マレーシア入国に必要なもの🇲🇾

※2024/05時点での情報になります。
各自、大使館などから最新の情報を入手した上での渡航をお願いします。こちらは一歳の責任を負えませんので、あらかじめご了承下さい。

1.パスポート（必須）
（6ヶ月以上の期限が残っているもの）

2.90日以内にマレーシアを出国する航空券（必須）
印刷とPDF両方推奨。

3.MDAC（デジタル入国カード）（必須）
登録、及び登録内容の印刷とPDFデータ。
こちらは入国３日前より入力可能。
英語で記入が必要。

難易度が高く感じますが、名前、パスポート番号、航空機名、など簡単な項目しかありません。また、登録方法と検索すると日本語付きで書き方も出てきますので慣れていなくても、10分もあれば登録できます。

4.日本円or現地通貨
カードの紛失や使用出来ない事を想定した最低限の通貨

5.海外旅行保険証
今回私はpaypayで支払い＋データをPDFで入手できるタビトモを利用。
海外旅行保険は必ず入りましょう。海外で何かあると莫大な請求がきます。

6.クレジットカード
海外旅行時はこちらも必須品です。中でもマレーシアはキャッシュレス化が進んでおり、主要都市周辺はほとんどのお店でクレカが利用可能。

また、クレジットカードがあれば空港などにあるMAY BANKという機械から現地レートに変換された現金を下ろす事も可能、私も挑戦し難なく降ろせましたが、英語対応のみ＋払い出し画面でwith outを選択しないと悪レートでの引き出しになるので、しっかりと調べてからご利用下さい。

7.税関申告書（該当者は必須）
外資US $1万以上やタバコ製品など課税対象品を持ち込む場合には税関申告が必要になります。
私は該当が無くこちらの申告書は必要ありませんでした。

以上となります。
2024/05現在は、コロナワクチン接種の有無に関わらず、マレーシア入国の際、PCR検査やワクチン接種証明書は不要となりました。

②航空券とホテルの予約方法✈️🏨

あくまでもこちらでは初心者向けのやりかたをご紹介します。

担当直入にagodaなどの航空券ホテル予約アプリをインストール、登録。

行きたい日付で航空券＋ホテルを選択。

マッチしたものがあれば支払い方法の選択。

支払い、予約確定。

24時間以内に予約確定メールが届く。

※この予約確定メールに添付されるPDFが空港やホテルでのチェックイン、入国審査の際に提示するものになります。

必ず印刷して物理的にもスマホのデータとしても両方提示できる様にしておくことをオススメします。

また余談ですが、安さを求める場合は航空会社のHPから直接航空券の予約がオススメです。
更に言うと乗り継ぎの方が安い＋乗り継ぎのチケットをそれぞれ別々で購入した方が更に更に安くなるパターンもあります。

成田→シンガポールで乗り継ぎ→マレーシアの場合
成田→シンガポール
シンガポール→マレーシアというふうにチケットを別々で買うなど。

話が逸れましたが、今回私は成田→クアラルンプール（マレーシア）の直行便。
LCCのbatik airを利用しました。

batik airを選んだ理由

前提として私は航空券とホテルの予約を、1週間前にとりました。
海外旅行にしてはギリギリすぎますが、向こうでの段取りは全て組んでいたので、リアルでの都合次第で、いつでもいける準備はしていました。

東京、クアラルンプール間の直行便、最安値LCCはおそらくエアアジアになります。
1週間前の予約でも往復3万円代でいけそうでした。
しかし、こちらの便は弱点が、２４時出発の０７時着、釣りに使う体力は絶対必要。

ということで9：25成田発→16:00クアラルンプール着のbatik airがまさに、理想系でした。
しかも往復約5万円。

更に言うとbatik airはエアアジアよりも少し席が広めで、預荷物20kgまで無料（個数制限無し）
機内持ち込みもバック２つまで、重さ7kgまで無料。で1週間前でこの値段はとんでもなく安いと思います。

機内食は20RMから30RMでした（クレカ払い可）
※1RM＝約30円

とまぁ長々となりましたが、LCC万歳🙌

ちなみにbatik airは成田空港T2発、帰国時はクアラルンプールT1（チェックインは5階）発でした。

③成田空港からクアラルンプールへの手順✈️（batik air）

釣りの話が全然できなくてモヤモヤしていますが、もう少し続きます。

②でも少し触れましたが今回はbatik air成田空港9：２５分発、16：00着の便を利用しました。
予約表にある離発着の時間は現地時間を表しています。
マレーシアは日本のマイナス1時間なので、日本時間9：２５分発、日本時間17：00着と言う事です。

空港での流れ
batik airのチェックイン受付開始はフライト3時間前から可能です、ここの時間は航空会社により少し前後します。
私は遅刻したりダラダラ並ぶのがいやなので、3時間前にチェックインできるようしています。

チェックイン場所の詳細は電光掲示板に記載
今回はOD873便　なのでQでチェックイン

1.チェックイン
必要なものはパスポート、航空機の予約確定表。
またこのタイミングで、機内に持ち込まない荷物の預け入れをします。
規定重量を超えると超過料金が発生します。化粧水や日焼け止めなどの液体は各ボトル50ml以下＋ジップロックで漏れてもいい様に対策されているなどのルールがあるため注意して下さい。
モバイルバッテリーなどのリチウムイオンの預け入は不可です。

チェックイン完了後、搭乗券が貰えます。
こちらに何番ゲートに何時に行けば良いかや、預荷物の照会番号が記載されています。

それから大事な事、オンラインチェックインがフライト12時間前??からできます。
先にやって置くと座席など事前に取ることができますが、batik airは英語での入力が必要なため少々ハードル高めです。

不安な方は直接チェックインカウンターに向かいましょう。間違いないです。
窓側がいい場合はa window seat please.とかでなんとなく通じます。大事なのは発音や文法よりも窓側に座りたいと言う気持ち。

2.保安検査
必要なものはパスポート、搭乗券、機内持ち込み手荷物。
ここは前の方と同じ様に流れに身を任せれば大丈夫です。

注意点は貴金属は全て外してトレーの上へ。

私の場合はスマホ、モバイルバッテリー、GoPro、goproバッテリーをあらかじめジップロックにまとめておいてます。

3.税関申告書
100万を超える現金の持ち出しなど、該当する方のみ税関申告を行います。
筆者の場合該当無しなので、スルー。

4.出国審査
今回は自動化ゲートを使用しました。
機械にパスポートを当てて、顔写真が自動で撮られて終了です。
パスポートにスタンプが欲しい方はカウンターに行きましょう。

5.搭乗ゲートへ
搭乗券に記載の時間までにはゲート前へ。
基本的には奥の席の番号から搭乗開始になります。

6.入国審査
クアラルンプール到着後、MDACの印刷したもの、パスポート、帰路の航空券、指紋チェックなどを求められます。
日本人は外国人カウンターに並びます。

7.受託手荷物の受け取り
入国審査完了後、カバンマークの方へ進み、便名の記載があるターンテーブルで荷物を受取。やっと自由の身になれます。

※このタイミング、もしくは預け荷物受取前に現地SIMカードの購入をオススメします。私は7日間20GBまで使い切り、電話番号付きのプランを1500円でhot linkで購入しました。

また、grabか電車でホテルまで移動するのに5000円分くらい日本で換金するか、空港でRM（マレーシアリンギット）に変えましょう。

④現地での移動方法🚕🚃

おもな移動手段はタクシーか電車移動になります。

grab taxiについて

前提とて、マレーシアの釣り旅ではタクシーをかなりの頻度で利用します。
そんな中役立つのgrab taxiです。

簡単に説明しますと、アプリで配車が可能かつ、マップ上で行きたいポイントとピックアップポイントを指定でき、その段階で料金が表示されるのでメーター不正やぼったくられる事は無い為、旅人におすすめのアプリです。　
（表示される料金は高速代別）

クアラルンプール国際空港から今回利用したホテルへの画面です。
RM65＋高速代金で合計2500円程度だったかと思います（45km走行で）

こちらの利用を考えている方は日本で事前にインストール＋SMS認証をしておきましょう。
※SMS認証をしないとこちらのアプリは使えません。また、クレカ登録をしておくと全て引き落としで支払いが可能。
私は今回の旅では現金払いで利用しました。

そしてこのアプリの注意点としては、郊外エリアに行けば行くほどタクシーがつかまりにくいと言う点です。
今回の旅でfishing pondから2時間移動できず、ローカルアングラーにお願いして車に乗せてもらったりもしました。この話はfishing pondの記事で深掘りします。

grab taxi利用時のトラブル。

上記画像はまさに私がトラブルに巻き込まれた時のものなので注意喚起として解説していきます。

よく見ると違和感があるかと思います。オレンジ色の目的地から逆方向に青いアイコンの車が走っています。

思い返してもゾッとしますが、このドライバー目的地を素通りして、話しかけても完全無視か呂律が回ってない謎の言葉で返事、Uターンポイントが5回以上訪れても車線変更もせずただ一般道を爆走しはじめたのです。

本気で焦りました。
画面左下にある安全センターを押すとトラブルシューティングが出てきますが、そんなことをしている暇ない。
そもそもこの状況はいったいなんなんだ？？？

冷静に考え整理すると、運転手は呂律が回っていません。完全に自分の世界に入っていました。日本では馴染みが全くありませんが、この時、薬をやっているのだと確信しました。

ここで私がとった行動は事前に料金が分かっていたので後々のトラブルを避けるために現金を用意＋赤信号がきたら速攻でこの車から降りた事。
幸いカギは内側から開けれて、運転手も詰め寄ってくる事は無かったです。
他国ですが日本人誘拐のニュースを見たばかりで本気で色々と焦りました。

こんな時は03 2177 2600
マレーシア日本大使館に電話、or英語が喋れる方はポリスに電話が無難かもしれません。後は病院には迷惑な話ですが、現地の日本語対応病院03 4141 3089（クアラルンプール、グレンイーグルス病院日本語ダイヤル）の番号も記載しておきます。
大使館は休日は繋がりません、日本語しかできないとなるとこういった所に緊急で連絡する事も視野に入れておいた方がいいです。
病院からしたら迷惑な話ですが、実際誘拐とかだとそんなことも言ってられません。

取り敢えず今回は事故に巻き込まれる事も無く良かったです。

マレーシアは治安が良いとはいえ、日本と同じ様な考えでいると不幸な事にもなりかねません。常に疑いや何かあった時を想定して行動しましょう。
↑こんな事は現地の人でも滅多に無い事。
アンラッキーだねと言われたのであまり気にしない下さい😂
実際は殆どのタクシードライバーは気さくで話しかけてくれます！

そして二つ目の移動手段
電車です。
こちらも相当安く移動が可能です。

現地では50km近くの移動で数百円でした。

こちらがクアラルンプール路線図になります。
そして最強オススメアプリでもあります。
Transitはぜひインストールしておきましょう。

このアプリはなんとオフライン時でも使用でき、乗りたい駅から降りたい駅への検索＋料金も分かります。

圧倒的にオススメです。
駅の場所はgoogle mapと照らし合わせて利用しましょう。

問題はチケットの購入などの利用方法ですが、1発で解決できるアイテムがあります。
それがこちらの【タッチアンドゴー】

こちらは日本で言う所のsuicaです。
各駅の窓口や高速道路の料金所、デパートの中のタッチアンドゴー専門店などで購入が可能です。
これを改札でピッとやるだけで良いので電車を利用する方はぜひ購入しておきましょう。20RM前後で購入できたかと思います。

チャージについては改札前に機械がありますが英語表記で難しいです。

クアラルンプールにはセブンやファミマ、現地で有名なコンビニKKマートが至る所にあるのねで、レジでチャージしたいと伝えて現金を渡せばチャージしてくれます。

観光名所のツインタワーやKLマーケット、バトゥ洞穴にもアクセスしやすいので電車移動も便利です。

⑤現地の通信手段📱

まず、大前提としてahamoを利用されている方はその時点で勝ち組です。

ahamoは月額の利用可能GBまでなら海外でもデータローミングがそのまま利用できます。
※データローミングとは現地通信会社の回線をを自動で利用できる機能。

しかもアフリカ方面以外の大抵の国ならahamoはデータローミングが可能です。
海外旅行を頻繁に行く方は変更しておくと良いかもしれません。

そしてそうでは無い方、マーレシアではgrabを頻繁に利用するので現地の期限付きSIMカードの購入をオススメします。
私はこのパターンです。
中でもオススメなのはhot link
日本で言う所の三代キャリアになります。

こちらのhotlinkはクアラルンプール空港内に何ヶ所か購入できる所があります。
様々な使い切りプランがあり、1500円ほどで20GBまで可能＋電話番号付きが、おすすめです。
手続きもスマホを渡して１分で終わります。

※ここで注意
物理SIMをお使いの方は絶対に無くさないように。

少し難しい話をしますが、日本での使用しているSIMカードをeSIMに変更→海外で物理SIMを購入し、デュアルSIMとして使う事もできます。
この際メイン回線は海外の物理SIMにし、副回線を日本で使うeSIMに設定しておけば、アプリや銀行でクレカ利用をする場合たまにSMS認証を、求められる事があります。
副回線のeSIMではSMSの受信が可能なんです。

っとややこしい話をしましたが、結論から言うとahamoへの乗り換えが何も考えずに済むかなと言う感じです。

また、ポケットWi-Fiなどその他の通信手段もありますので、行きたい国でyoutuberさんがこの手の動画はよくあげているので調べて見て下さい。

今回私は、スマホを2台持ちしているので、片方はWi-Fi環境のみ、もう片方を海外SIMで利用しました。
ご参考までに。

⑥現地のオススメ両替所💰

前提として、空港のレートは1万円＝255RMでした。
正直に申し上げますと、街中のレートは格差が無い印象なので、空港以外ならどこでもいい気もします。

それを踏まえて、実際に見たレートがこちらになります。

1
kLセントラル駅近く
Global Millenium Trading (GMT) Money Exchange Global Millenium Trading @ Brickfields

レート1万円＝300RM
クアラルンプール空港から電車で一本でこれます。

2
DC MONEY SDN BHD
プチョンエリアにあります。
最寄駅のtaman perin dustrian puchong駅から徒歩10分くらいです。
少し離れていますが、道中にsilibin tackle bandar puteriと言う釣具屋があります。
私はここでお土産に日本では買えないトーマン専用ルアーを購入しました。
また、完全個室で両替ができるため、多額の両替にはおすすめの場所です。
レートも現地両替所を10ヶ所ほど拝見した感じ、最も高かったです。

レート1万円＝302RM

3
mohd faizhal group sdn bhd
こちらもプチョンエリア
日本でお馴染みのイオンモール内にあります。
レートは1万＝300RM

ついでにイオンモールでお土産などの買い物も可能。

クアラルンプール近郊には大型デパートやモール内に結構な確率で両替所があり、大体どこも同じようなレートの印象です。

私は今回釣り場の兼ね合いでプチョンエリアに滞在しておりましたが、ツインタワー周辺の観光地も似たようなレートでした。

取り敢えず空港以外での両替をオススメします。