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おじさんが掃除してくれている夢

さっきまで見てた夢を、起きてすぐに書く。


ほうきで掃いている。
おじさん。
知らないおじさんが家の周りを掃いている。
知らないおじさんが家の周りを掃除してくれている様子。

家の周りに大量の落ち葉がある。
おじさんはそれを外に向かってほうきで掃いてくれている。

おじさんが僕の立っているほうに掃いてくる。

ひたすら外に向かって払っている。
僕が立っているけど構わず僕のほうにも払って掃いている。
おじさんはわざとしていない。
おじさんは家の周りを順番に掃きながら周っている。その通過点に僕が立っている。僕の位置を過ぎたら僕のほうには落ち葉は払ってこないだろう。
おじさんが掃きたい方向に僕がたまたま立ってるだけで、おじさんはただ自分の仕事をしている。

順番に掃いて周っているけど全然掃き切れていない。ローラー作戦のようにしているけどだいぶ掃き残しながらおじさんは進んでいる。
落ち葉が大量過ぎるから。おじさんは悪くない。
おじさんありがとう。

おじさんが進みながら僕の立っているほうに掃いてくる。
2周目か?
いや1周目か
何周目か分からないけどおじさんが落ち葉を大量に残しながら僕の立つ位置まで掃きに来た。
掃いても掃いても掃き切れない落ち葉。毛虫がいる。

毛虫ぐらいいるよ。大量の落ち葉だから。

何匹か毛虫も混ぜて僕のほうに掃き出してくる。

カブトムシ?カブトムシや。
落ち葉に混ざって黒っぽい同系色の虫が見え隠れする。
カブトムシが成す術もなくおじさんのほうきに掃き出される。
カブトムシだけじゃない様子だけど種目を同定できるのはとりあえずカブトムシだけ。僕は虫には詳しくない。

カブトムシがほうきに払われて僕のほうに飛んできた。

カブトムシじゃなくてでっかいクモ。
黒いでっかいクモが僕の右脚のズボンの太ももに付いた。

僕は落ち着いて黒いでっかいクモを右手で払い落とす。

(ピッ)

払い落とせず僕の右手の甲に付く。

まだ僕は落ち着いている。

黒いでっかいクモは右手の甲に移りきらず、半分右脚のズボンの太もも、半分右手の甲に付いている。

振っても払い落とせない。

クモやのにカブトムシかよ。

カブトムシのような、木の幹に引っかかる強力な足先で、僕のズボンの繊維から剥がれ落ちない。クモとちゃうんか。

いやクモにも強力な足先はあるんか?知らんけど

剥がれ落ちないクモ。やっぱり黒いでっかいクモだ。
右手の甲を引き剝がそうとするがクモの足先が強力すぎる。

「ブチッ」

(いいぃぃぃー!!)

鈍い音と共にクモの背中がちぎれて、僕は声にならない声を上げる。

(いいぃぃぃー!!)

右手をぶんぶん振る。

もう右脚のズボンの太ももにも右手の甲にもクモは残っていない。
右手の甲に嫌な感じだけ残っている。

右手は無事だ。

おじさんはまだ掃いている。


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