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2023/4/16 午後の荒天

今日は、上空にこのシーズンにしては冷たい寒気を伴ったトラフが通過したのと、

500hPa(4/16日本時間AM9時)

低気圧、前線に向かって下層暖湿気が流入、日中は晴れて気温が上昇し、

メインの前線は抜けたものの副前線ともいえる下層の風収束が東側の茨城千葉を中心に残る(昔は天気図に何本も前線を引いたらしいですが、今はメインの前線一本しか書きません)などして、

大気の状態が不安定になりました。
上に冷たい空気、下に暖かい空気があるという不安定な状態で、風がぶつかって行き場のなくなった空気が上昇するという、上昇気流が発生しやすい状態になっていたということです。

この図は、空気の持ち上がりやすさの指標値(SSI)の大きい所が黄色で囲まれています。

実況で雨の降ったところを見ると、

SSIの大きい所、茨城千葉の風の収束帯とよく一致していて、まあよく予想できるものだなと感心しました。

亀戸天神

自分は午後の短時間強雨のあった時には、亀戸天神に藤を見に来ていました。さっと暗くなり、冷気が噴出して肌寒くなったので捲っていた袖を下ろしたところで、大粒の雨が降ってきたと思ったらゴロゴロと雷鳴が聞こえてきました。さすが天神様です。
都内で降雹もあったようですが、残念ながら出会えずでした。

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