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定期積金とわらしべ長者

老後資金の準備を始めようと思っている。政府のアナウンスだと、一人2,000万円が必要になるという。かなりの額だ。

個人的には年金があれば、かなりの部分が賄えると思っている。基礎年金だけでも、現在、月6万5千円程が死ぬまで支給される。年額で80万円弱だ。厚生年金に加入していれば、その倍かそれ以上になるのだろう。


一般論では話にならないので、自分のケースについて紹介してみよう。

ぼくは会社員ではないので基礎年金しかないが、基礎年金だけでは足りないので貯金をしなければならない。ぼくの場合は実家を相続するはずなので、最後はそれを担保に生活資金を融資してもらうのかなと思っている。

正直、2,000万円も今から貯金するのは難しい。収入が少ないからだ。
そこで節約して貯金するしかないのだが、いまぼくは無駄な支出が多いので、なんとか切り詰めれば、2,000万円までいかなくても多少は貯金できるのかなと考えている。


具体的には、まず1,000円の節約から始めたい。Amazonなど、ネット環境ではワンクリックで家にいながらにして買い物をすることができる。そのせいで、1,000円〜2,000円代の細かい買い物が多くなりがちだ。まず、これを減らす。減らした少額の買い物で、月に2万円程度浮かす。

つぎに、それを定期積金にする。ゆうちょ銀行の定額貯金には、定期積立式の貯金がある。定額貯金の特徴は、半年複利と、半年預ければあとはペナルティなしで自由に引き出せるということがある。

月に2万円の定期積立定額貯金を、5年続けると、一体いくら貯金できると思いますか?

なんと、120万円になります。


1,000円我慢して、月2万円にする。
それを毎月の定期積金にして、5年続ける。

そうすると120万円が自動的に貯まります。

10年続ければ、240万円ですね。

このぐらいの金額を貯めようとするには、定期積金がいいと思います。半強制的に積立を設定することで、地味に貯まっていきます。半年複利とはいえ利息はほとんどつきませんが、安全確実です。

そういうわけで、ぼくはこれからちょっと頑張ってみようと思います。

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