自己紹介

私は建築の設計を大学を卒業してから設計事務所にて2年ほど続け、その後17年ほど前に個人事務所(CO2WORKS一級建築士事務所)を立ち上げ設計活動を続けています。


画像1

建築家としての活動と共にこの建築物(dNb)の大家の役割も担っています。設計活動x大家から賃貸物件の企画設計を積極的に行なっています。このお話は別の機会に詳しく行います。

最近、〇〇士と●●家の違いについて考えていました。私は一級建築士の資格を有しているので建築士なのですが、日本には建築家という資格はありません(海外にはあるようです)。となると建築家と名乗るのは自称ということになります。日本の●●家は基本的には自称だと思われます。〇〇士と●●家の違いは資格なのか自称なのかというと何やらつまらない仕分けのように感じてしまいます。○○士は資格なのでその資格を有するために幅広い知識が求められます。一級建築士の場合、計画、環境、法規、構造、施工という分野に対しての知識が求められます。建築を設計する上で上記の分野に関する知識はもちろん必要なのですが基礎の基礎とも言えることです。設計を行う際、上記のことをベースにした上で美的なことや街としての在り方など抽象的なことを深く考えていきます。○○士というのは●●家になるための基礎的な幅広いベース的な具体的な知識を有する人で●●家というのは抽象的な答えのない事柄に対して思考を深めることができる人と言えるのではないでしょうか。価値ベースの話をすると機能価値を満たすのが○○士であり、情緒価値を満たすのが●●家と言えると思います。

建築家と名乗るのは〇〇士に留まらず、●●家と言えるほどの深さを身につけていきたいことへの裏返しとも言えます。このnoteには建築家としての活動はもちろん、建築家としての思考や経験を育むための旅や読書のことや考えていることなどを書き連ねていこうと思います。

これからどうぞよろしくお願いします。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?