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「江戸の読書会 回読の思想史」

前田勉著

江戸時代の封建社会、身分性のある社会で、回読は対等に相互コミュニケーションをとり学ぶ。自発的な任意の結社の中での討論が行われる。

立身出世とは関係がないことで、自由闊達な学びが発生した。

道徳から政治を論じるようになり、明治に入ると西洋から入ってきた教え方(体系的な教育)が主となって、回読がすたれていった。

インターネットの理想は「縁を離して論じ合う」回読と同じじゃないか。

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