自分の話

  あたり前ですが俺が自分の事を書くのだから読んでいて気分の良い話はひとつもありません。にもかかわらず何故このように誰にでも読めるような場所に読み心地の悪い文章を書くのかといえば、やはり書きたいからに他ならないからだと思う。それは自己セラピーなのかもしれないし、誰かに自分の存在を認知してほしいという欲求の表れなのかもしれない。ああそうか、ここまで書いてわかったけど淋しいから書くのだ。これが一番しっくりくる。

  まず仕事に関しては順調です。以前勤めていた運送屋に出戻りなのですが、勘が戻るまでにだいぶ時間がかかりました。今振り返ると工場勤務は懲役みたいなもんであれで元々希薄だった社会性がほぼゼロになったというのはある。でもあの頃はメンタル的に限界で、我を保つには逃避が必要だったし、あそこへの逃避がなければ今生存しているかさえ危うかったと思う。運送業というのは基本ひとり仕事で、何より無駄に人と関わる必要がないので希薄な人間関係を好む俺には向いていると思う。ベタベタした関係というのは好きくない。とはいえ人間関係でめんどくさいことはいっぱいある、これは仕事に関わらずですが。まあ俺がめんどくさい人間ですからね。でも俺からするとお前らも十分めんどくさいよ。今の会社の社長には恩があるし人間的に好きなので会社に貢献できるよう努めていこうと思う。会社への貢献て何?そりゃ利益を上げることでしょう。

  俺が料理が好きな理由を考えたんだけど、今のところ料理くらいでしか人間をブン殴る方法がなくて、もっと言うと料理以外に人生でうまくできたことが他にないからだと思う。なので料理を失敗するとかなり落ち込む。で、今日は失敗した。急にnoteを書こうと思った理由にはそれもあると思う。失敗の理由は焦ったから。焦る理由はどこにもなかったのだけど。何か原因不明の焦燥感が臓器のようなものとして自分の中に存在しているような感覚がある。それがなにかのきっかけで過剰に分泌物を出す時があり、そうなると思考するということがまるでできなくなる。

  色々とよろしくないことを書きましたが、回復傾向ではあります。音楽を聴いて楽しいと思えるようになってもきたし釣りをやれるような集中も戻ってきました。これはかなりでかい。以前は釣りに出かけても2、3回投げて帰るとかザラでしたからね。音楽に関しては以前は聴くのがかったるくてかろうじてインストモノが聴ける程度で、特にロックでボーカルが乗っているやつとかは絶対聴けなかったし。多少聴けるようになってきたとはいえ今でも歌には相当疑問があって、限られたものしか聴けない。何か歌というものが根本的に信用できない。

ギターはポロポロと弾いています。コンデンサと配線を引き直したこともあり、調整をやり直していてそれがうまくいかずに止まってます。気の向いた時に5時間とかスタジオ入れるといいんだけどいきなり飛び込みで5時間とか空いてるスタジオないし。自分のスタジオがあればいいなと思う。ギターを弾くと毒気が抜けるのでやっぱこれなのかなーとも思うけど、そこにもジレンマがあり、無条件にはそれを肯定できない。現役復帰は考えていますが、完全に未定、というか不明だしもう少し先になりそうです。最近は会話をしたいなと思う。ここ数年、これは会話だなと思えるような会話をした記憶が数えるほどしかない。雑談はめんどくさいのでしたくない。

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