見出し画像

初めてのグループ展 4人展「きらきらり」が終わって②

前回の記事では、開催までと作品について少し書いたので、ここでは全体の感想を少し…

今回のグループ展を開催するにあたり、作品を制作する他にも色々と準備する事やグループでの話し合い、コミュニケーション、色々と難しいと思うことがありました。特に今のご時世、住む場所が違う4人だったので、展示の申し込みから当日まで、1度も全員で集まることができなかったのが大変でした。
基本的にグループでのラインのやり取りで進めていき、時々通話をして準備するべきことなどを確認していきました。
前日の夜までいろいろとバタバタしてしまいましたし、当日、開場ギリギリまでトンカチの音を響かせていたりしましたが、なんとか無事に3日間展示を開催できました。

私自身が在廊できたのは2日目の途中まででしたが、その間も友人や普段お世話になっている方、たくさんの人にきていただき、そして話をさせていただき、とても充実した、幸せな時間を過ごさせていただきました。
正直な話、このご時世なのであまり大きな声で来てねとも言えず、不安なことばかりだったので、初日が終わってホテルに戻り1人になったときに、安心と幸福感と悲しみで涙がでてきました。
色々と思う事はありましたが、たくさんの方にありがたい言葉をいただいたり、大好きな友人たちと数年ぶりに話せたりして、嬉しくて、こんなに幸せでいいのだろうかと不安になるほどの幸福感に包まれました。
今までも同人誌即売会など、同じような状況はたくさんあったのですが、なんでここまで強く嬉しく感じるのだろうと思いましたが、やはり今、なかなかそういったイベントも無く、会いたい人にも会えない、この状況が長く続いているからなんじゃないかって気づきました。

今回のグループ展も、緊急事態宣言が出て、延期をするべきかどうかという話がメンバーの中でも出ました。実際に延期をせざるを得ない状況になってしまったイベントなど、たくさんあったと思います。そんな中、この状況下でやるべきか、話し合いました。色々と話しましたが、一番は「今やれることをやろう」という事で開催に至りました。
初めにテーマを「きらきら」に決めた時に、こんなご時世だからこそ展示を見てくれた人がポジティブな気持ちになれるような展示にしたいよね、とみんなで話したので、今やれる精一杯の対策と作品を持っていこう、と。

そして当日、実際に来てくれた方々から、「来れてよかった」「素敵な展示だった」など嬉しい言葉をたくさんいただいて…私自身が幸せに、ポジティブにさせていただけたという…!
展示にきてくれた方々みんながポジティブな気持ちだったり、明るい気持ちになってくれたかは分かりませんが、本当に開催できてよかったです。

また、来ていただけただけでも本当にありがたいのに、たくさんの差し入れやメッセージなどいただき、本当にありがとうございます。
さらに、作成したポストカードなどのグッズもお手に取っていただき、心から感謝していると同時に、少しでも自分の作品が手に取っていただいた方の心を明るくしてくれる事を願っています。

少しでも作品で恩返しができればいいなと…改めてもっと頑張ろうと思いました。
まだまだ私のゴールはここじゃない、もっともっといろいろな事に挑戦して、やりたいことみんなやって、誰かの心に届く作品を作ろう!と思えました。
…こうやって色々考えると、こんかいの展示会では、私自身が色々な方から力をもらってしまったなと感じます。
本当に幸せでいっぱいでした。

展示に来てくれた方、応援してくれた方、手伝ってくれた方、そんな多くの人に支えられて実現した展示会でした。心から感謝しています。本当にありがとうございました!