見出し画像

最適工場レイアウト設計法:SLP

1,工場レイアウト設計法:SLP

工場レイアウト法はSLPとしてミューサー氏が開発し、1970頃には、既に産業界で常識的な手法として知られ、活用効果を得てきました(筆者も、日本が成長期の時代だったため、幸いにも、新工場建設時、設計~垂直立ち上げするプロジェクト活動で多様して、成果を得てきた素晴らしい手法です)。                                        

2,多種少量生産向けSLIM

筆者がミューサー氏開発によるSLPを使う時代、IT利用技術とJITとSCM対応が新工場レイアウト設計対策に付加される時代でした。そこで、SLIMⅡでその対応(工場管理情報レイアウトの最適化)と、製品ライフサイクル短命化対応に全員参画対応が必要なためSLIMⅢと名付け、SLPの改良を図りました。詳細は映像で説明させていただきますが、その一部が上図です。          

3,携帯電話金型に見る工程機能分析による物づくり革新

リーマンショック時、既に、倒産したインクス社が2002年に、NHKスペシャル「IT革命の脅威」という特集番組を報道しました。再放送が数回あり、産業界に大きな衝撃を与えましたが、その内容は、携帯電話の金型生産が超・卓越職人を駆使しても最短40日要した工程をデジタル化+革新技術を駆使して10日にしたわけでしたが、翌年には3日、2007年には46時間、現在の3D技術で超短納期生産を果たしました。ここに工程機能分析による革新技術があったため、既に、筆者も似た革新レイアウト設計実績があったので、工程VE手法と名付け、SLIMの次に進める新レイアウト設計法に体系化しました。この解析技術と事例なども、次の映像で解説させていただきました。     

映像解説:最適工場レイアウト設計法

ここから先は

0字

¥ 450

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?