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なぜ?なぜ?分析で不良原因特定を!

1,5M段階改善法とポカヨケ活用

 品質改善と生産技術の革新過程を歴史的に追うと、この図の左側に示したように、物づくりの要素である5M(図の縦軸の人⇒方法⇒計測⇒設備⇒物=設計の英語の頭文字)が進展していったことが解ります。21世紀、また、IoTの現在、不良対策にポカヨケは重要ですが、ミカンの皮むき対策を例に、その位置づけ、また、逆に、5Mを使い、目前に発生する不良対策の在り方を整理した内容を、5M段階改善法の名称と共に、後に紹介する映像で、紹介させていただきます。                                                

2,平易に使い効果が高い「なぜ?なぜ?分析」

なぜ?なぜ?分析はトヨタで使われた内容と効果が大きかったため、今や、産業界で広く普及中です。しかし、似て非なる、ブレーンストーミングで想定原因(空理空論)で巨大な資料づくりを行い方式があり、一部、産業界では混乱しています。そこで、1問題⇒1原因⇒1対策+三現主義のもと、現場・現物で不良の原因究明を事実分析する方式(メモ持参で原因究明する方式)を紹介します。同時に、この方式では原理図化法で不良の原因の明確化を進めます(解析と事例は映像でご連下さい)。                                       

3,NASA開発の比較分析

NASAで開発された比較分析も「なぜ?なぜ?分析」の一つです。不良は出ているが、三現主義の適用が困難、しかし、問題が発生する事実が判っている時、「起こっている事象」と、「起こっても不思議ではないが不良が出ない?」と、事実情報を比較しながら問題を発生させる原因の究明を進める方式があります。その詳細は映像で!となりますが、上の表は食品等への昆虫混入対策を図った例です。                                      

なぜ?なぜ?分析で不良原因特定に関する映像解説

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