高得点者のレポートで学んだこと。

とある授業のレポートの復習をしました。
ディスカッションボードに自分のレポートを貼り付け、8点以上の方ご連絡お願いします!と頭を下げたところ、8点、8.5点、最高点の9点のクラスメイトが応じてくれました。このGive感…最高ですね。

レポートの書き方は、スタイルという意味では高得点者三者三様でした。2列の論文パターン、課題に端的に答えつつ添付資料参照で補完するパターン、行を変えて見やすく形式美のあるパターンです。これにはそれぞれ書きやすいスタイルがあるのだろうと思い、それぞれをマネをしても意味がないなと思いました。ただし、わかりやすさの部分は大きな学びになりました。ハイライトや太字などで強弱をつける方法。自分は文章をつなげていくスタイルではあるのですが、もっとその中に、ハイライトと太字を多用して、重要なところにアテンションをつけても良いと思いました。

課題回答は多くの学びがありましたが、あえて3つピックアップすると下記があげられます。

1つ目は、TAM、SAM、SOMでの市場の把握です。業界の魅力度を測る際に必要であるこの市場指標。ケースに出てくる内容を組み合わせて到達できるはずなのに、見落とし(というか、与えられていた一つの指標で満足していた…)ており、ため息しかでません、特に新規事業を考える上では大事なこの指標は3つセットで確認すべきと思いました。

2つ目は、経営戦略分析で習った、アドバンテージマトリクスやバリューライン、アカウンティングのシナリオ分析など、押さえるべきフレームワークがまだまだ漏れているというところです。自分の論理展開に登場していないのは、元々その部分に到達していないからであって、分析を進める上で必要な行動であったわけです。特に競合との差別化を考える上でバリューラインに載せてのポジショニングを確認することは必須、よだれが出るほど必須…。反省ひとしきりです。

3つ目は、複数オプションで評価軸を決めて一つを選んだ後に、きちんとそのシナリオを選んだ際に、「どのようなこと起きる想定で、どのように動くべきか」まで突っ込んで語れているかです。選択したのちのシナリオは課題では求められていない部分ではありますが、そこまで見据えて論理展開することでそのオプションを選んだ根拠に厚みが増します。とても大切な視点と思いました。

2年時も終盤となるとレポートには自分の型があると思います。筆が乗るとその型がスッスッと走るのですが、やはり基本を押さえて、仮説を持ちながらしっかりと分析をして、そのデータの土台の上に筋を展開していく。高得点者3名のレポートから大事なことを理解しました。

以上、大切な学びを頂戴しましたので、恩送りとして記載いたします。
ありがとうございます!


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