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【専門統計調査士・統計調査士】実際の採点結果を公開。気をつけたい落とし穴と、絶対に行うべきTips。〜おまけ:直前に見るべき情報〜

このnoteには、こちらのブログ記事に追記する形でより具体的な試験の対策ポイントと、すぐに使えるTipsを紹介します。

ブログにも書きましたが、基本的にこの二つの試験は統計学の基礎的な理解と、公的統計調査についてのベース知識が必要です。逆に言えばすでにそれらを持っている人は、過去問をさらっと見ているだけで合格できると思います。ただし、試験というだけあって「それって本質なの?」という落とし穴がありその点は注意しなくてはなりません。

そこで、実際に私が受験した2017年年末の試験で間違った箇所を例にとり、知識面の勉強をしっかりやったにも関わらず、うっかり取りこぼしてしまう、なんて事にならない為の試験Tipsを紹介していきます。

まず合格証をみて合格イメージを

まず合格証はこんな感じ。特段凄いものではないですが、受かった後のイメージを付けた方が勉強に身が入ると思うので、参考書なんかを読む時はまずコレが貰えるんだ!と強い意志を持って読んでみましょう(笑)

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実際の不正解・正解問題と傾向

それではここから本題です。まず私が受験した2017年年末の試験で、正解・不正解だった内容は以下の通りです。それぞれ統計調査士、専門統計調査士を並べます。

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こう見ると、統計調査士は前半に、専門統計調査士は後半に不正解が偏っている事が分かります。

もちろん過去問を何度も自分で繰り返し解いて対策をするのがベストですが、なかなか本番と同じ緊張感や時間配分では行えないものです。また過去問を自分で解くと、分かる問題を飛ばし気味に分からない問題に時間をかけて解こうとしますが、この統計調査士、専門統計調査士の試験に関してはこれが命取りになると思っています。

詳しくは下で考察しますが、統計調査士、専門統計調査士試験本番では、分かる問題に時間が取られ、分からない問題に時間をあまり時間をさけないことになります。そして出題の傾向上ここを意識しないと、勉強した知識量に比例して点数が伸びません。是非下の内容を、過去問を解きながら確認してみてください。(著作権もありますので答案に対して問題は記載せず傾向と対策を論じていきます。気になる人は過去問と照らし合わせて見てみて下さい。)


それではここから、気をつけたい落とし穴を紹介しながら対策とTipsを紹介していきます。


一般常識として正しそうな回答と、知識的に「それっぽい」2択で迷い時間を使う

統計調査士、専門統計調査士試験の特徴として、解釈に迷う問題が多数出題されます。また過去問を解くと分かりますが、正解の傾向も「勉強しなくても一般常識(道徳的にもそりゃそうでしょ)」という物凄く簡単なものもあれば、「これテキストで見たそのままだ!」というようなちゃんとテキストに沿って勉強しているかを試しているような問題もあります。そして一番やっかいなのがその中間を取ったような問題です。私の答案を見ると分かりますが、どちらも前半で一定のミスをしています。

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